外伝〜”特務支援課”リーダー、ロイド・バニングス〜
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にレクター少佐達と対峙した!
「”西風の妖精”に”紫電”まで……!」
「おいおい……アンタ達、何考えてんだ?エレボニアで活動しているアンタ達がここで俺達とやり合ったら、今後の活動が更にやりにくくなる事がわからないのか?」
フィーとワインレッドの女性―――――旧Z組の担任教官にして、A級正遊撃士”紫電”サラ・バレスタインの登場に軍人達が驚いている中レクター少佐は呆れた表情で溜息を吐いた後真剣な表情を浮かべてフィーとサラに問いかけた。
「ふふん、あんた達にとっては残念な知らせでしょうけど”黄金の戦王”と親しい関係のあたしの”後輩達”の話だとここで、あんた達とやり合ってもエレボニアでのあたし達の活動に何の影響もないわよ?クロスベル帝国政府はエレボニア帝国政府(あんた達)と違ってリベールやメンフィル、それにレミフェリアのように遊撃士協会(あたし達)との協力関係も重視してくれているお陰で、今回の件の成功の有無に関係なく、クロスベルがエレボニアと交渉して、その交渉の一つにエレボニアで活動している遊撃士達(あたし達)にこれ以上圧力をかけさせない事をエレボニアに約束させるそうよ♪」
「何だと………?―――――!チッ、”そういう事”か………今回の件、オッサンや俺達の読みが甘かったな……ったく、ここまで徹底的にしてやられるなんて、2年前の”通商会議”以来だぜ……」
サラの話を聞いて眉を顰めたレクター少佐だったがすぐに今後の流れを察すると舌打ちをして疲れた表情で呟き
「――――状況が理解できたのでしたら、大人しく投降してくれませんか?貴方達の身の保証については遊撃士協会や局長―――いえ、ヴァイスハイト陛下も確約してくれましたし、投降すれば少佐達の罪は少しは軽くなって、拘束される期間も短くなりますよ?」
「悪いがそう言う訳にはいかないな。何せ俺達も特務支援課(お前達)のように諦めの悪い連中ばかりだからな。」
ロイドに投降を促されたレクター少佐は苦笑しながら答えた後自身の武装である細剣を構え、軍人達も続くようにそれぞれの武装を構えた。
「ま、そうだと思っていたわ。いや〜、君達にとっては面倒な展開かもしれないけど、あたし個人としてはこうなる展開になる事を期待していたのよね〜♪――――という訳でクロスベルからクロスベルに潜入して、同盟国であるメンフィルに逃げ込んでメンフィル帝国領での破壊活動やメンフィル・クロスベル連合の関係に亀裂を入れるような国際問題を発生させる暗躍をする恐れがある”結社の残党”を”偶然メンフィル帝国領に滞在していたクロスベル軍警察関係者と協力して制圧・検挙する事を依頼された遊撃士協会(あたし達)”は”仕方なく、結社の残党の疑いがかかっているエレボニアの諜報関係者達と思われる人物達とも存分にやり
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