暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica19少女たちのお買い物♪〜Girls' secret〜
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』
キャロがさっきまでのおっそろしいトリシュさんみたくなった。口は笑ってるんだけど、目は一切笑ってない。
「キャロも、私たちと同じ13歳だし、そろそろ必要になってくるでしょ? キャロもデザインとかで悩んだろうし、どんな風に決めたのか気になって〜♪」
『・・・ない・・・』
「え、なに?」
『着け・・・ない・・・』
「ごめ〜ん、聞こえな〜い♪」
『着けてないよ! 私、まだブラジャー着けてないよ!』
「うん、知ってるぅ〜♪」
我が妹リヴィアは、ブラジャーなんて必要ないほどのキャロのぺったん胸を知っておきながらこんな真似をした。なんてゲスい、クズい。モニターの向こうでプンプン!と頬を膨らませて怒ってるキャロに、「キャロってばAAカップもあるかどうか判らないもんね〜♪」ってさらに煽るリヴィア。
『なんですとー! た、確かにまだ小さいけど、必ずリヴィーより大きくなってやるもん!』
「へっへ〜ん、夢は寝てる間じゃないと見られないよ〜♪」
『むぎゃぁぁぁぁぁぁ!』
キャロは割と本気で怒り始めたから、「あ、用はこれだけだから切るね」ってリヴィアが通信を切ろうとした。だからキャロも怒りが一瞬収まって、『ええ!? これだけのために連絡くれたの!?』ってびっくり仰天。
「うん、そう! またね、キャロ! またエリオとの面白い話を聞かせて〜♪」
『うぇぇぇぇぇ!?』
プツンと通信を切り、モニターを解除したリヴィアは「あー、面白かった!」って満足げ。ホントひどい妹だよ。そんなこんなで私たちは日常で着けるブラやパンツ、スポーツブラなどを数点ずつ購入し終えた。その後は、ここショッピングセンターの近くにある、魔法戦すらも行えるトレーニング施設へと立ち寄ることになった。
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