暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica19少女たちのお買い物♪〜Girls' secret〜
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私、同級生と比べても・・・あまり成長が芳しくなくて・・・」

そう言ってアインハルトは、自分の慎ましやか胸に両手を添えた。

「ですので今は・・・」

チラチラと恥ずかしそうにフォルセティを何度も見るアインハルト。でもさっきみたくヴィヴィオとコロナの2人が手で耳や目を塞いでるから、見えも聞こえもしてないみたい。とまぁこんなやり取りをした後は、サイズに合ったブラジャーを探すために店内を回る。

「目移りしちゃうね、こうもいろんなデザインがあると」

「色も多いから余計にね〜」

ここの支払いもシャルさんがしてくれるってことで、正直かなり助かったかも。大人用じゃなくてジュニアブラジャーって種類のおかげで値段は安い方だけど、それでも数を揃えたら結構な値段になっちゃう。通販の時にも思ったけど、結構お値段が張るみたい、女性の下着って。リヴィアと一緒になってアレだコレだ〜ってブラジャーを手に取って、私やリヴィアの胸に当てて「迷っちゃうな〜!」って笑い合う。

「あ、そうだ♪ ふんふ〜ん♪」

リヴィアが何かを思いついたようで、携帯端末をポシェットから取り出してどこかに通信を繋げた。小さなモニターが展開されて、『はい。キャロです』って、私やリヴィアにとっては始めてとも言える友達、キャロが映し出された。

「やっほー、キャロ!」

『うん、やっほー!・・・今日はどうしたの、リヴィーちゃん? ひとり?』

「ううん。お姉ちゃんも居るし、ノーヴェとチームナカジマ――ヴィヴィオ達、それにシャルさん、ルミナさん、トリシュさんと一緒に買い物中」

『うえっ!? シャルさん達も一緒なん・・・って、そっかぁ、ヴィヴィオが一緒だから・・・』

キャロもそうだけど、あの子と一緒の自然保護隊にいるエリオも、ヴィヴィオが最後の大隊に狙われてることは知ってる。だからすぐにシャルさん達が護衛だってことを察したみたい。

『・・・あ、それで今日は何だったかな?』

キャロが笑顔でそう聞いてきたことで、リヴィアは両手に持ったハンガー4つをあの子に掲げて見せた。1つはシンプルに純白のブラ。乳房を収めるカップの間にあるモチーフには小さなリボンがある。1つはオレンジ色のブラ。カップには花柄模様があって、ストラップタブにはヒマワリを採用。1つは水色のブラ。カップの上の縁にはフリルがあしらわれてる。1つは大人っぽい黒。水色のブラはフリルだったけど、こっちはレース。うわぁ、我が妹ながらなんてチョイス。なんかエロい、ジュニアブラ・・・じゃない。アレだけ大人用じゃん。

「胸が大きくなってきたからさ。ブラジャーを買いに来てるんだけど、同姓の親友であるキャロに相談を〜って思って♪ ねえねえ、Cカップだよ、Cカップ〜? 大きくなったでしょ〜♪」

『・・・
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