暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica19少女たちのお買い物♪〜Girls' secret〜
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お姉ちゃん、そしてヴィヴィオ達は顔を見合わせて、「頑張ります!」ってお店であることも関係なく、大きな声でそう発した。で、もろもろの買い物を終えた後、刺繍のデザインを店先の休憩エリアで考えることになったわけだけど・・・。
「キューティシスターズ? プリティシスターズ? ラブリーシスターズ? ビューティシスターズ?」
「ダサい。絶対に笑いものにされるネーミングだよ、それ。シスターズから離れたらどう?」
「キューティペア? プリティペア? ラブ――」
「待って、待て待て。そのキューティとかプリティとかも除外して。さすがにそれを名乗ったり、刺繍したりするのはかなり、というかすごい恥ずかしい」
「そう? じゃあお姉ちゃんはどういう名前が良いの?」
「え゛っ? う〜〜〜ん・・・」
お姉ちゃんが腕を組んで唸る中、ヴィヴィオ達は「コレにする〜?」とか「色はこっちが良いよ」とか「刺繍は格好良い方が・・・」とか「ううん、主役はわたし達だから可愛いのが良い!」とか「マスコットも考える?」とか、かなり楽しそうに話し合ってる。
「アルピーノ、じゃダメなわけ?」
「それじゃあつまんなーい!」
ベンチに座りながらも手足をバタつかせて抗議する私に「やめなさい、はしたない」ってお姉ちゃんが私の太ももをペシッと叩いた。
「もっとこう・・・インパクトがあるのが良いと思うんだよ。ホテルアルピーノの宣伝にもなるし」
「じゃあ刺繍は、ホテルアルピーノ、にする?」
「うーん、それもなんか違う」
「もう〜。早く決めないとヴィヴィオ達も私たちも帰れないでしょ〜」
「だって〜」
ヴィヴィオ達も結構トレーニングウェアのデザインやら色で揉めていて、アインハルトが若干困惑してるし、ノーヴェも「お前ら、まじめに考えすぎだ」って嘆息。でも「まじめにしないと後悔するもん!」ってヴィヴィオが反論。
「チームナカジマとしての正式なロゴになるかもしれないんだし、妥協は絶対に・・・」
「「ダメ!」」「ダメです!」
ヴィヴィオとリオとコロナは、両腕を胸の前でクロスさせて×にしてそう断言。その鬼気迫る3人の様子にノーヴェは「お、おう、すまん」って謝って、アインハルトは「す、すごい気迫です!」ってたじろいで、イクスは「しっかり考えましょう!」って息巻いて、フォルセティは「納得するまで考えるといいよ」ってあくびした。
「向こうは向こうでヒートアップしてるな〜」
「じゃあお姉ちゃん。お姉ちゃんはどんなのが良いと思う?」
「・・・はあ」
んで、いろいろと考えた結果、ホテルアルピーノ、って普通の刺繍を入れることになった。ヴィヴィオ達も、チームナカジマのロゴの出来に納得できるものが作れたようでみんな笑顔。目的
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