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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica19少女たちのお買い物♪〜Girls' secret〜
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上で買うから」

シャルさんからの提案にノーヴェが「そこまでしてもらわなくても・・・!」って困惑。完全オーダーメイドなんてすごいな〜。そんな風に思ってると、シャルさんは私やお姉ちゃんへと振り向いて、「2人にもプレゼントするからね〜♪って言ってくれた。

「良いの!?」

「もちろんもちろん! じゃあお願いします!」

そういうわけで、私たちは足のいろんなサイズを測ってもらって、そのデータを元に世界で1つだけのトレーニングシューズを作っていただくことになった。でも人数もそうだけど、一から作るっていうことで結構時間が掛かるみたい。

「んじゃ、次は既製品のシューズの購入ね。みんな、自分のサイズに合ったシューズを見繕っておいで〜」

シャルさんに「はーい!」と返事した私たちはシューズ店の中を歩き回って、気に入ったデザインのシューズの機能性を履いて確認。シューズをバッチリ決めた後は、「次はトレーニングウェアね〜」ということで、これまたデザインや通気性など、私たちの希望に沿うような服を探す。

「ねえねえ、みんな、ちょっといい?」

リオがそう呼んできて、あの子の前にみんなで集合すると、「チームでお揃いのデザインにしようよ!」って提案してきた。あ、これって私とお姉ちゃんには関係ない話だな〜。私とお姉ちゃんはチームナカジマじゃないし。あー、でもアルピーノシスターズなんて名前でインターミドルデビューも悪くないかも。

「あの、じゃあ刺繍とかどうかな? チームナカジマって背中のところに・・・」

「コロナ、それグッドアイディア! そうだよ、チームメイトだし、同じデザインが良いな! アインハルトさんはどうですか?」

「はい。私も、それで良いと思います」

「決まり! あ、でも刺繍とかも、このお店でお願い出来るのかな・・・?」

「どうだったろ? ちょっと聞いてくるよ。すいませーん!」

シャルさんが女性店員さんに駆け寄って刺繍の件の話を出すと、「出来ますよ。追加料金が発生しますけど」って返答が聞こえてきた。私はお姉ちゃんに「刺繍の料金くらいはやっぱり・・・」って小声で提案する。

「うん。こればっかりは自分で払おう」

シャルさんが店員さんとの話を終えて戻ってきたから、「刺繍の料金は払います!」って言ったんだけど、「え? もう済ませてきたよ?」って小首を傾げた。

「というか、今日はわたしが持つって言うんだから、子供は素直に受け取ってれば良いの。お節介とか恩売りとか考えてないしさ。アルピーノ家は今後、わたしがスポンサーになるはずのチームナカジマの合宿先として活躍してもらうし。だからこれはそうね・・・先行投資。期待してるんだから♪」

あのシャルさんにそこまで言われた以上は、きっちり期待に応えないと。私と
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