暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica18突撃! 隣のお宅訪問!〜Surprise Visit〜
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わたし達チームナカジマにとって。

「よしっ! そういうわけでシャルさん、スポンサーの件はインターミドルの後でまたじっくりと・・・」

「ま、当事者のあなた達がそれで良いと言うなら、わたしはその条件に頷くよ。でも今日はわたしが持つ! で、未来のスポンサーとして、今後とも合宿でお世話になるアルピーノ家の人間である、ルーテシアとリヴィアの今日の買い物の代金も、わたしが払う! チームナカジマと同様、遠慮せずに買いなさい!」

「良いんですか!?」

「おお、太っ腹!」

「もちろん!」

それから、自分が狙われてるって事を忘れちゃうほどみんなと楽しいお喋りが出来て、「カーリオン・アインカオフス・ツェントルムに到着しました」って、運転をしてくれてるルーツィエさんから知らせが入った。

「判った。入り口前にちょこっと車停めて、先にわたし達を降ろしてくれる?」

「了解。買い物が終わる頃にまた連絡をください」

ルーツィエさんは養子だけどフライハイト家の次女(長女はルーツィアさん)だ。だから妹になるシャルさんには普段、砕けた口調で話す。でも今のように使用人としている間は、シャルさんには敬語を使う。メイドさんとしてプロだな〜って、すごく感心した。
こうしてリムジンはお店の前の中央エントランス前の通りで一旦停車して、わたし達は他の車が来ないことを確認して、わたし達チームナカジマはルーツィエさんに「ありがとうございました!」ってお礼を述べてから車を降りた。

「それじゃあ案内するから付いてきてね〜」

シャルさんを先頭に、わたしを囲うようにノーヴェやフォルセティ達が続いて、後ろにルミナさんとトリシュさんが付いてきてくれる。ストライクアーツはここザンクト・オルフェンでも根強い人気があって、これから行く専門店はフロアの半分を占めてるみたい。

「店は4階にあるんだけど、エレベータ? エスカレータ? それとも・・・」

シャルさんからの提案にわたし達は「階段!」って答えた。格闘家は日々鍛錬の積み重ねなのです。だから上り下りは楽なエレベータとか使わずに、しっかり階段を使って足腰を少しでも鍛えるのがベスト。

「だろうね〜♪」

そういうわけで階段を上って4階へと向かう中、「イクス、平気? 疲れたらルミナかトリシュの護衛させるから、エレベータに変える?」ってシャルさんがイクスを気遣った。イクスもチームナカジマの一員だけど、フォルセティと一緒にサポートしてくれる側。ランニングは付き合ってくれるけど、本格的なトレーニングには参加しない。もちろん、それで良いよ。それがイクスの決めた事だから。それもあってイクスは体力が比較的ないから、お姉さんのシャルさんが気遣った。

「平気です。ありがとう、シャル。ヴィヴィオ達も、そんな顔をし
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