暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica18突撃! 隣のお宅訪問!〜Surprise Visit〜
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掛けた瞬間、アイリお姉ちゃんも叫んで階段から飛び退いた。みんなでなんだなんだ?って階段をよく見ると、一斉に「うわっ!」って声を上げた。階段の踏み面に、人の顔が3つ並んでた。これはさすがにビックリするんだけど・・・。ものっすごい見知った顔でもあった。

「何やってるんだ、お前は!」

「イリス、あなた・・・! 馬鹿!」

3人のうち1人はシャルさんだった。そしてもう2人はというと「もう! ルールー、リヴィ! 何やってるの!?」って、ヴィヴィオが名前を叫んだ。そう、アルピーノの双子姉妹、ルーテシアとリヴィアだった。ルミナさん達も、プライソン戦役の時にアルピーノ家とは見知っているから、「はあ・・・」って安堵とも呆れとも言える溜息を吐いた。

――ケレリタース・ルーキス――

「いぇーい! 大成功〜!」

「「大成功〜!」」

階段からニュッと出てきたシャルさん達がハイタッチして、ヴィヴィオとコロナとリオの3人をビックリさせた事を喜び合ってた。でもそんなシャルさんの頭に、お父さんの鉄拳が振り下ろされちゃった。

「あいたっ!? むぅ、ちょっとしたサプライズじゃんか〜。ルーテシアとリヴィアが訪ねて来るって昨日、連絡を貰ってさ。だったら退屈してるヴィヴィオ達を驚かせて、買い物前にテンションをさらに上げてもらおうかな〜って、計画してたんだよ」

「あの、ごめんなさい。私たち、ちょっと浮かれてて・・・」

「ヴィヴィオが狙われてるの知ってたんだけど、喜んでもらえるなら・・・って」

ルーテシアとリヴィアがしょんぼりして、大人の人たちに頭を下げた。そんな2人にヴィヴィオが「もう、驚いたな〜♪ ていうか、久しぶり〜♪」って笑顔でハグした。するとコロナも「久しぶり〜♪」って歩み寄って、リオも続いて「今日はどうしたの〜?」って駆け寄った。僕とアインハルトさんは顔を見合わせて、頷き合った後にルーテシアとリヴィアの側に駆け寄った。

†††Sideフォルセティ⇒ヴィヴィオ†††

外出前にシャルさんとルールーとリヴィからのドッキリサプライズに引っ掛かって、割りと本気で怖がらされたわたしは、親友のフォルセティとコロナとリオとアインハルトさん、それにノーヴェは今、ベルカ自治領ザンクト・オルフェンで一番品揃えがいいって言うショッピングセンターへと・・・ふふ、なんとリムジンで移動中なのです!

「ふかふか〜♪」

「テレビもあるし冷蔵庫もあるよ!?」

リオはふっかふかな椅子ではしゃいで、コロナは車内をきょろきょろ見回してる。アインハルトさんは「なんか緊張しますね」ってそわそわ。フォルセティは「ここで暮らせそう!」ってニッコニコ。わたしだってリムジンに乗れるなんて思いもしなかったから、「どうしよう、すごいわくわくしてる!」って興奮
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