暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
10部 地球
1章 海鳴市
栞母さん
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んでやがる
「私をはめるなんてみんな卑怯だよ」
「ごめん綾ちゃん私がみんなにお願いをしたの?」
「なんでか聞いていい?」
わかりきった答えだとしても聞きたかった。
「もしヴィヴィオが同じ事したら私は耐えられないよ
綾ちゃんもでしょ」
「そんな痛みは私だけでいいの、記憶を消せばそんな痛みなんてないよ」
「嫌!そんな人に作られた記憶なんて嫌だ!
どんな痛みもわが子なら耐えられる
綾ちゃんもそうでしょ」
「・・・」
首っ子抱きしめられ栞さんがすごく泣いている
「ごめんなさい」
俺は素直に言ってしまった。
「やっぱりそれでも綾ちゃんは親不孝者ね」
隆行さん、俺のこの世界のお父さんは、去年ガンで亡くなった。
俺がそれを知ったのは亡くなってからだ
外部の危険は気にしてアラームを設置しておいたが、
まだ若いから病気の事は除外していた
50前で亡くなるなんて思わなかったし・・・
「わかっていれば直したんだけど・・・」
「ダメよ!綾ちゃんの世界ではいいかもしれないけれど
自然に反した行為をしたらダメ
それ以上のしっぺ返しが来るわ」
「うん」
そして、俺は周囲を非難じみた眼で見る
「実はね、安定してきた時にフィリス先生と相談して、私や忍お姉ちゃんが解こうとしたのに
解けなかったけれど、やっぱりお母さんの愛は強いね」
今すごい爆弾発言を聞いたよ、すずか
「すずかさん」
「ん、結婚するのにやっぱりだめだっていう結論が綾ちゃんの親戚筋の意見になってね」
「親戚筋?」
「月村家、高町家だけど」
「さようで・・・」
首根っこ掴まれるのも疲れてきたので、軽くお姫様抱っこをした。
「え・・・ちょっと」
「私の負けです。お母さん、このままここに居たら風邪ひくから移動するよ」
後ろで綾に初めて勝ったよね
なんて聴こえてくる
「ねえ、降ろして」
「嫌です、私ね」
「うん」
「なのはと結婚したよ、一人娘もいる」
「はぁ〜やっぱり、良いんじゃない
そんなの覚悟してたしね
孫ができてるのはビックリだけど・・・
え!
どうやって!」
女同士だからそうなるよね
「実際には結婚する前だったから、なのはの連れ子の養女ってなるのかな?」
「でも綾ちゃんもお姉ちゃんポジションだったよ」
「そうだね、なのはと綾にすごくなついてたよ」
「だっからなのはが実際に産んでないけれど、性格がなのはにそっくり
似たもの親子なんだよ」
「抱っこされながらお母さんは、なのはの方を見る」
「私の宝物です。だから余計なことをしたかもしれないけれど・・・
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