第七千二百二十七話 そろそろ頂上
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第七千二百二十七話 そろそろ頂上
ロシアは日本と一緒に富士山を登っていて遂にでした。
九合目まできたのでこう言いました。
「あと少しだよね」
「はい、もうすぐです」
日本もロシアに微笑んで答えます。
「頂上です」
「遂にだね、けれどね」
「富士山の登山はですね」
「普通の山登りじゃないね」
「ここは聖地ですし」
文字通りのです。
「それにこの様に高いので」
「だからだね」
「日をまたぐこともありますし」
それで宿も用意されているのです。
「無理をすると危険なので」
「かなりの覚悟をしてだね」
「入るべき場所ですし」
そもそもそうした場所だからだというのです。
「やはり普通の山登りとは違います」
「そうなんだね」
ロシアも登山してみてよくわかることでした、遂に頂上まであと少しというところまで来て思うことでした。
第七千二百二十七話 完
2018・8・20
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