機動戦士ガンダム
2141話
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、アンリの言葉に素直に頷きを返す。
「ああ、それで構わない。多少の喧嘩といったことならまだしも、本格的な犯罪になるとなれば、きちん取り締まってくれて構わないよ。……もっとも、ルナ・ジオンでの犯罪の検挙は基本的にシャドウミラー任せになるんだろうけどね」
素直に頷きつつも、最後にチクりと針の一刺しをするのは、シーマらしい。
実際にルナ・ジオンにおいてバッタや量産型W、場合によってはメギロートが警察の役割をこなす事になっている。
もっとも、道を教えたりといった真似はともかく、相談とかそういう風なのはバッタや量産型Wでは対処が難しいので、ある程度の人間は用意する必要があるが。
ただ、問題なのはそのような相談を受ける人物をどうやって用意するか、だよな。
ケン達の家族で働いてもいいという人物に相談役みたいな形で働いて貰うか?
それに、外人部隊の中には家族を人質に取られたからしょうがなく軍人をやっていたという者もいる。
ルナ・ジオンで暮らす事になれば、軍人ではなく、それ以外の道を探すという者が出て来てもおかしくはない。
とはいえ、ルナ・ジオンの人材不足も最初のうちだけだ。
ルナ・ジオンがどれだけの力を持っているのかを見せつけ、更にシャドウミラーという異世界の存在、そしてクレイドルにいるだろう異世界の動植物に興味を覚え、戦争を嫌ってルナ・ジオンに移住を希望する者は絶対に多くなる筈なのだから。
若干の不協和音がありながらも、ルナ・ジオンについての話し合いは続くのだった。
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