暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2141話
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、現在はホワイトスターにいる外人部隊の面々とその家族、そして黒い三連星の3人。
 あー……後は俺達に協力してくれるとは思うが、まだ確約はされていない闇夜のフェンリル隊の面々に……それと宇宙攻撃軍のガトー達か。
 特に後者のガトー達は、どうなるのかは分からない。
 また、生憎とMIP社やジオニック社といったように、多少なりともシャドウミラーやルナ・ジオンの面々と関係のある連中は、まだここに呼ばれる程ではない。

「皆、よく今日まで頑張ってくれました。私達の約束の日まで、もう数日。その時をこの場にいる者達……そして、残念ながら今はここにいなくても、志を同じくする者達と迎える事が出来たのは、このアルテイシア・ソム・ダイクン。非常に嬉しく思います」

 セイラのその声が、エデンの中に響く。
 シェリルによって演技指導された今のセイラは、非常に高いカリスマ性を感じさせる。
 そしてセイラではなくアルテイシアとして話している事により、言わば女王モードとでも呼ぶべきものになっていた。……女王様モードでなかったのは、喜ぶべきか。
 そんな風に思っている間にもセイラの演説は続き、何故かラル隊だけではなく海兵隊の面々までもがそんなセイラの言葉を真剣に聞いていた。
 アンリが連れて来た政治家候補の者達も、セイラの話に耳を傾けていた。
 シェリルの奴、ちょっとやりすぎたんじゃないか?
 正直なところ、まさかセイラの生まれ持ったカリスマ性がシェリルのアドバイスでここまで花開くとは思わなかった。

「ザビ家が汚した、父の教え。スペースノイドの本当の自立の為に、私はニュータイプとして出来る事をやっていこうと思います」

 ニュータイプという言葉に何人かが反応したが、それ以上にセイラがニュータイプであるというのを自然と納得していた。
 まぁ、ニュータイプを唱えたジオン・ズム・ダイクンの子供がニュータイプになるというのは、どこか運命的なものすら感じられるしな。
 それを思えば、この光景は特に不思議でも何でもない。
 ともあれ、エデンに集まっている者達はそんなセイラに魅了された時間をすごし……やがて、皆が満足して集会が終わる。
 残ったのは、ルナ・ジオンの幹部陣とも呼ぶべき者達。
 セイラ、ラル、ハモン、シーマ、ダグラス、アンリ。
 そしてシャドウミラーからは俺、凛、千鶴、円、美砂。
 ラルの副官のクランプを始めとした他の面々も、今日はここにいない。

「さて、それで……クレイドルの方はどうなっている?」
『もう準備は終わったわ。UC世界ですぐにでも使えるわよ。ただし、生き物や植物に関しては、ルナ・ジオンを建国した後でも暫く掛かりそうだけど』
「それはそうだろうな」

 北海道以上の大きさを持つ場所に、生き物や植物の類を放すという行為
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