440部分:第三十四話 夜空にあるものその四
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れどう?」
「よかったら」
三人はそれぞれだ。星華に自分達が持っているパンの一つを出す。そうして彼女を元気付けようというのだった。
「食べないとね、やっぱり」
「元気でないから」
「だからね」
「うん・・・・・・」
登校できたとしてもだった。星華はまだ元気がなかった。かつての明るさもだ。そうしたものはまだ取り戻せずにいたのである。
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