第53話 死のロードなんて吹っ飛ばせ
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はお金を貸したとき利子付けてなかったか?」
「付けてたよ。期限までに返せなかったら50%プラスって言われた」
何そのぼったくり………
「大丈夫かよライ?」
「大丈夫、期限までに返せばいいだけだから」
本当に大丈夫なのか……………?
後日、ライが夜美に泣きついている所を見ることになるがまだ先のことである。
「で、いつなんだ?」
「今日」
「は?」
「「「「うわぁ〜」」」」
4人(ライ、セイン、ルーテシア、キャロ)が初めて見る後楽園ドームに感動していた。
あの後、残り3人(セイン、ルーテシア、キャロ)も行く気満々で直ぐに準備し終わり、大分煽られた。
どうやら言い忘れていたのは俺だけらしく、俺以外みんな知っていたみたいだ。
何故俺に言わなかったと聞いたら、「今日まで忘れてたよ〜」って軽いノリで言われた。
俺って一家の大黒柱なのに…………
そんなわけで……………
「マジで来ちまったな…………」
本当に来ちゃいました。
時間もまだ3時ごろなのでナイターだから間に合うんだけど、もっと余裕を持って来たかった…………
というか、ここに来るまでにかなり苦労した………
二時間前……………
「あ〜!!勝手にどこかに行くなって!!」
勝手にふらつくなってあれほど言っておいたのに………
東京駅の地下鉄へ乗り換えの途中の事だ。
ライとセインがまたもや勝手にどこかに行ってしまった………
人も多いから一回はぐれたら合流するのにかなり時間がかかるだろうからやめてくれと言っておいたが、まるで意味が無かった。
「悪い、あいつら連れてくるから二人共ここから動かないでくれ」
そう言って手をつないでいたキャロとルーテシアに自販機の所にいるように言ってライ達を捕まえに行った。
それほど離れてない場所にいたため、簡単に捕まえられたけど…………
「お、お兄ちゃ〜ん!!」
今度はキャロが人ごみに飲まれてしまった。
「キャロ〜!!お前ら、ここから動くなよ!!」
そう言って俺はダッシュでキャロを救出しに走った……………
やっとの思いでキャロを救出した俺だったが、帰ってくると、今度は別の問題に差し掛かった。
「あれ、ルーは?」
「ルー?確かここに…………」
そう言ってライが指差した所には、誰もいない。
「…………ライ?」
「セ、セインは見てなかった!?」
「えっ!?私も見てないけど…………」
マジか!?もしかしてリアル迷子かルーテシア。
一体何処に行ったんだ?
そんな時……………
ピンポンパンポーン。
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