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翠碧色の虹
幕間二十六:お好みの楽しみ方♪
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お待たせしました☆」
心桜「おっ! つっちゃー! それは『かき氷』!!!」
七夏「はい☆ みんなでどうぞです☆」
笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん♪」
心桜「つっちゃーありがとー!」
七夏「くすっ☆ 蜜はどれにしますか?」
心桜「・・・って、既に、笹夜先輩の前にはメロン、あたしの前にはイチゴ、つっちゃーの前には・・・その水色の蜜は何?」
七夏「えっと、ラムネ味です☆ 他には『みぞれ』と『れもん』があります☆」
心桜「流石! 一通り揃えてあるねー そして、あたしたちのお好みもしっかりと押さえてきてる!」
笹夜「七夏ちゃんは『みぞれ』かと思ってました♪」
七夏「はい☆ 『みぞれ』も美味しいです☆」
心桜「だけど、みぞれって、どんだけ氷にかけたか分かりにくくて、ついかけ過ぎちゃって、激甘状態になるからなー」
七夏「ここちゃー、おさじで量れば大丈夫です☆」
心桜「わざわざその為に計量スプーン使うなんて面倒だよ」
七夏「えっと、頂く時に使うおさじ・・・これなら3杯くらいかな?」
心桜「おお! なるほど! このスプーンをそのまま使うのか!」
笹夜「七夏ちゃんのそういう所、私も見習いたいです♪」
七夏「蜜はこれでいいですか?」
笹夜「はい♪ メロンの蜜は好みです♪」
心桜「んじゃあたしは、お好みっくすで、イチゴとラムネを合わせてみるっ!」
七夏「え!? 大丈夫かな?」
心桜「大丈夫! よーーーっと!」
七夏「あっ! これは!」
心桜「おおっ! 紫色!」
笹夜「まあ♪」
七夏「ブルーベリーみたいですっ☆」
心桜「そだね! つっちゃーも、お好みっくする?」
七夏「はっ、はいっ☆」
心桜「んじゃ! よーーーっと! 笹夜先輩は?」
笹夜「私は、メロン味で大丈夫です♪」
心桜「了解! んではっ!」
心桜&七夏&笹夜「いただきまーす!☆♪」
心桜&七夏「っ!!!」
笹夜「〜♪ 美味しい♪ 心桜さん? 七夏ちゃん?」
七夏「うぅ・・・ブルーベリーの味がしません・・・」
心桜「甘〜い上に、キーンときた!」
笹夜「あらあら、二人とも大丈夫かしら?」
心桜「・・・・・」
笹夜「心桜さん!?」
心桜「・・・つい、話してしまった・・・」
笹夜「氷菓を頂いて『キーン』かしら?」
心桜「うぅ・・・言わないでおくれぇ〜・・・」
七夏「これ、どうしよう・・・」
心桜「つっちゃーごめん! よく考えたら、あたしのを味見すれば良かったんだよね?」
七夏「私は大丈夫です♪ 味は少し甘いですけど、色は綺麗で見て楽しめます♪」
心桜「つっちゃーは、ブルーベリーに目がないからね!」
七夏「はい☆」
心桜「これからも『お好みの楽しみ方』を見つけてみよう!」
笹夜「ええ♪」
心桜「場合によっては『お好みではなくなる』かも知れな
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