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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第41話 イリナの想い、コカビエルVSオカルト研究部
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にするコカビエル、それを聞いていた朱乃さんは怖い笑みを浮かべていた。
「父から逃げ出したわたくしを馬鹿にするのは構いません。でも……愛し合っていたわたくしの両親の事を馬鹿にするのは許せませんわ!」
異空間から金の棒を取り出した朱乃さんは、それを大きく横に振るってコカビエルの頭に当てようとした。コカビエルは朱乃さんから手を放してバックステップで攻撃をかわす。
「雷治金(グローム・パドリング)!!」
朱乃さんは金の棒を槍のような形に変えてコカビエルに攻撃を仕掛けていく、コカビエルはそれを腕で弾こうとしたが触れた腕が黒く焦げてしまっていた。
「ほう、電熱で武器の形状を変えただけでなくそのまま熱を保ちつつ攻撃に使ってくるとは面白い発想をしているな」
「触れれば電熱で丸焦げですわ、このまま焼き鳥にして差し上げましょう」
「舐めるなよ、貴様程度の攻撃で俺を倒せると本気で思っているのか?」
「舐めてなどいませんわ、わたくしは自分が持てる力を全て使って貴方と戦うだけです」
朱乃さんは再び異空間から何かを取り出した、それはいくつもの太鼓がアーチ状に繋がれた道具だった。
「これはイッセー君がくれたわたくしの切り札でもありますわ。この太鼓はわたくしの雷の魔法を強化してくれる効果を持っていますの、だから今から放つ一撃はシャレにならない威力になりますわよ」
「面白い、だったらそれを見せてもらおうか!」
コカビエルは頭上に大きな光の矢を生み出して朱乃さんに向かって投げつけた、朱乃さんはそれをかわそうともせずに立ち尽くしていた。
「朱乃さん、危ない!」
「大丈夫ですわ、イリナさん。今のわたくしならアレを打ち消せます……雷光!」
朱乃さんの体からバチバチと大きな音を上げながら電熱が溢れていく、それが一気に放たれると向かってきていた光の矢を相殺して打ち消してしまった。
「我が光の矢を打ち消しただと……?」
「驚くのはまだ早いですわ!」
朱乃さんが金の棒で太鼓を叩くと電が放たれる、すると太鼓から出てきた電は何かの形に変わっていった。
「3000万V、雷鳥!雷獣!」
「これは……!?」
雷が鳥と獣になりコカビエルに向かっていった、コカビエルが雷獣を光の剣で攻撃しようとしたが雷獣はそれをかわしてコカビエルの肩に噛みついた。
「ぐわぁ……!?こいつら、意思を持っているのか!?」
驚くコカビエルに雷鳥が向かいコカビエルの腹を嘴で貫いた。コカビエルは3000万Vをまともに喰らい苦痛の表情を浮かべた。
「この子達はわたくしの意思で自由自在に動き回ることが出来るのです、さて次は倍の電力を見せて差し上げますわ」
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