暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第41話 イリナの想い、コカビエルVSオカルト研究部
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きてしまう……そもそもコカビエルはあんなにも全力の力を出してカロリーを消費しないのか?エネルギーの循環がいいのかそれとも堕天使は人間と比べるとカロリーが多いのか?くそっ、初めてのケースだから分からねぇ……!)
俺はコカビエルのカロリーは尽きないのかと疑問に思ったが堕天使がグルメ細胞を得たというケースは今回が初めてなので結局は分からない、分かるのは俺がピンチになっていることぐらいだ。
「攻撃が雑になってきたな、何かを狙っているようだがお前の思うようにはさせん」
コカビエルは俺の攻撃を飛び上がってかわす、そして上空で翼を広げて両手を上に突き上げた。
「お前のウィークポイントは知っている、ここからは遠距離戦をさせてもらうぞ。堕天使の奥義が一つ、『ライトニングスコール』!!」
コカビエルはそう言うと自分の周囲に大量の光の矢を生み出してそれを一斉に放ってきた。
「くそ、これじゃ攻撃が届かねえ!ならフライングナイフで……!」
コカビエルの放つ光の矢の雨を回避しながら俺はコカビエルをフライングナイフやフライングフォークで攻撃するが全てかわされてしまう。
「フライングナイフやフライングフォークの速度じゃコカビエルは捉えられないのか。ドライグ、俺も空を飛ぶことは出来ないのか?」
『ドラゴンの翼を出せば飛べは出来るがお前は空中戦などしたことは無いだろう?対して向こうは空中戦を得意とする堕天使、敵の有利な場所にのうのうと向かうなど愚策だぞ』
「やるしかねえだろうが!例え愚策でもこのまま串刺しにされるよりはマシだ!」
『よし、俺も腹を括ってやる!行くぞイッセー!』
俺の背中からドラゴンの羽が出て大きく広がった、そして宙に飛び上がった俺は光の矢をかわしながらコカビエルに突っ込んでいった。
「空中戦は我ら堕天使の十八番!そこにのうのうとやってくるとは馬鹿な奴め!」
「俺は美食屋だ、どんな環境でも適応してやる!」
空中で俺のナイフとコカビエルの光の剣がぶつかり合い激しい火花を散らしていく、俺は一瞬のスキをついてコカビエルの光に剣を蹴りで弾き飛ばして奴の顔面に頭突きを喰らわせた。
『チャンスだ、イッセー!!』
「ああ!これで決めてやるぜ!!」
俺は10連釘パンチをコカビエルに目掛けて放った、これで……!!
「な、なに!?」
だが俺の攻撃が当たる前に鎧が消えてしまい俺は地面に向かって落下していく。
「しまった、ここで鎧を維持できるタイムリミットが来てしまったのか!?」
『くそ、あと一歩の所で……!』
最悪のタイミングに俺とドライグは言葉が出なかった、そんな俺達をあざ笑うかのようにコカビエルは笑み
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