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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第41話 イリナの想い、コカビエルVSオカルト研究部
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をくれてやるぜ!喰らえ、10連釘パンチ!!」
コカビエルに釘パンチを当てたが手ごたえが全くなかった、すると目の前にいたコカビエルの姿が消えてしまった。
「これは残像か!」
辺りを見渡してみると無数のコカビエルが俺を囲んでいた。匂いで本体を探そうとするが怪鳥ルバンダがやったみたいに匂いを残像に付けているから判別が出来ない、ここまで対策されているとはな。
「くそ、美食屋として使う技術や技が悉く防がれちまう。何か打つ手はないのか?」
『相棒、奴が美食屋としてのお前を知っているのなら赤龍帝としての力を使え!ドラゴンの炎で奴の動きを封じるんだ!』
ドラゴンの炎?そうか、ドライグは火を噴けるんだったな。魂を封印されて籠手になったとはいえドラゴンとしての特性は使えるのか。
「でもどうやればいい?火なんざ吹いたことねえんだぞ」
『腹の中から息を思いっきり吐くようにイメージしろ、今のお前なら出来るはずだ』
「ようし、やってやる!男は度胸だ!」
俺はドライグが言った通り息を思い切り吸い込んで勢いよく吐いた、するとそれは灼熱の炎に変わっており辺り一面を火の海にしていく。コカビエルは炎に囲まれて動きを止めてしまった、俺はそこに追撃の炎のブレスを吐いてコカビエルを火達磨にした。
「ぐう、これが赤龍帝の炎か。二天龍ともなると凄まじい熱気だな、まるで地獄の業火のようだ」
「どうだ、そのままだと焼き鳥になっちまうぞ!やせ我慢をしないで負けを認めろ!」
「フハハ!そんなチンケな作戦で俺を倒せると思っていたとは哀れだな!」
炎に包まれたコカビエルは背中に生えた12枚の翼を勢いよく羽ばたかせて竜巻を生み出して自身を焼く炎を消していった。
「『鴉団扇』!そして……!!」
コカビエルは辺りで燃え上がる炎を竜巻で巻き込みそれを背中の翼から羽根を大量に出して炎の竜巻を包み込んでいった。
「俺の羽根は飾りじゃないぞ、『クロウフェザーシールド』!」
「羽根を使って炎を包み込みやがったのか……!?」
「オマケだ、これは返してやろう。『クロウフェザーファイヤーボール』!」
コカビエルは翼から強烈な突風を生み出して炎を包んだ羽根の塊をこちらに飛ばしてきた、俺はそれをかわすことが出来ず炎に包まれてしまった。
「うわあああァァァァ!?」
「フハハハハ!自らの炎で焼かれるとは間抜けにも程があるな!」
俺は堪らず倒れこんでしまい更に炎に焼かれていく、コカビエルはそれを見て大笑いしているが俺は炎に包まれながらほくそ笑んだ。
(油断しやがったな……)
俺は鎧を解除して上着を脱ぎ地面に穴を掘る、そして穴の中に入り上着で穴に蓋を
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