28魔女シャーレイ
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かバゼットかママなら、胃袋掴まれて堕ちているだけなので、どうにでもなる。
しかし、メスの顔をしてパパに言い寄って、クロエと呼ばれながら一緒にお風呂でも、寝ている間にイタズラされても、夜のお勤めでもオールオッケー、「パパのお嫁さんになる〜〜」と全力で眼で語って、それに逆らう女は全部踊り食いしてやろうと思っている死徒を見て、クロエの背中に「さぶいぼ(鳥肌の関西呼び)」が走った。
(うわ〜〜、すごいの召喚しちゃったよ)
ナタリア、マイアなら記憶障害程度で、カレー食ったら直った。
シャーレイの場合多少人格障害だったのが、前世?の魔術が残っていたのかカレー食って超ヤンデレに成長して、踊り食いされたニワトリが「you来ちゃいなyo」しちゃって、死徒レベルで人格障害の悪鬼羅刹の悪魔超人が降臨した。
「ねえ、アタシに名前もちょうだいよ、これからパパにクロエって呼んでもらうんだ、いいでしょ?」
「ヒッ」
人形とは思えない凄まじい腕力で拘束され、お願いじゃなくて脅迫されるクロエ。
「瞬着!」
既に我が身不退転で、ケリーに賜りし21個の零式鉄球で、戦鬼形態として鋼鉄の肉体なんかも持っているシャーレイ。
さしものクロエでも、この魔女で戦術鬼には溶かされるか、氷のブレスで凍らされて散華幸されそうな気がした。
「ねえ〜〜、アタシにあなたの名前と居場所を頂戴〜〜」
「ひいいっ!」
瞬着したアーチャーの服の中に入り込まれ、病んだ眼のままのシャーレイにしがみ付かれるクロエ。
もし生身だったら、「その体と顔、アタシに頂戴よ〜〜」と言われて、ドロドロに溶けたまま体中の穴から侵入してきそうな悪鬼羅刹には、さすがに恐怖した。
「シャーレイッ」
キリツグが最愛の娘のクロエを守ったのか、幼い頃に失った初恋の女の子を取り戻して抱き締めたのか、危機を逃れられたクロエ。
「いいんだ、もういいんだ」
シャーレイちゃんだいしゅきホールドで魔女を無力化したキリツグ。
こちらもレベルを上げて物理で叩いても、シャーレイはワルプルギスの夜さんの周囲で回ってる魔法少女ぐらい物理攻撃無効だったのだが、キリツグの精神攻撃の前に堕ちた。
「ケ、ケリー」
さっきみたいにナタリアぶん殴って、逆切れでメスブタに落とすような男だが、40超えて子供出来ても「僕」とかホザいているオッサンなので、初恋のシャーレイちゃん死徒にされて、自分で親父ぶっ殺した辺りで精神年齢が固着していたようで、ここで全てのトラウマの元で、「この世にいる魔術師、一人残らず全員ぶっ殺す」と幼い少年に誓わせた呪いが解けた。
「これからは僕が、いや、私が君を守る、「シャーレイ」のパパにでも、スーパーマンにでも、何にでもなってあげるよ」
「ケリーーーーッ!」
こっちの魔女も呪いが解けたのか、以後
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