03図書室
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は猛の心臓を握り潰して、一瞬で盗み出した。
イケメン長身3高男子に媚びて来る女の淀んだ眼は数百人見たが、こんな燃えるような瞳で挑んで来る女は唯一人で、現世には存在しなかった。
紀元前、冬守神社(現代の神社は冬守大災害の隕石に破壊されて存在しない)
降りて来たのが出雲の神々でもなく、天皇家完全勝利という禄でもない神託を降ろし、さらに「神も仏も信じてない」と言い切って、イチヨウお婆さんに往復ビンタ食らった四葉は、寺の作務のような掃除仕事を言い渡された。
「お祖母ちゃん、アタシお客さんだよ、何も働かせないでも良いっしょ?」
引退した姉は、結婚して14,5歳から昭和のお母さんみたいに毎年毎年子供産んでいたので、四葉も一人背負わされ、背中にお小水とか便をスプラッシュされてしまう瞬間を、今か今かと恐れながら待っていた。
布のおむつも無く、紙オムツとか存在しないし、まだ紙が開発されていない。
中国みたいに股の所が開いてるベビー服と同じで下半身丸出し。藁製のスカスカでダダ漏れのオムツカバーと、使い古したボロ布がマジノ線でジークフリートライン。
もし漏らすのに気が付かないで大きい方を噴火されると、背中から腰までが雪崩式フランケンシュタイナーで山体崩壊、溶岩流がルビコン川を渡ってしまい大事故。
風呂に飛び込んで洗わないと匂いが取れないのに、風呂が存在しない時代。
川に飛び込んで洗濯するしか無いが、体がシヨウではなく、もし四葉だと感染症寄生虫アリアリで、「淀川の水飲んで腹ららくらり」、水あたりで即死する。
ブラジルGPに遠征した日本人F1ドライバー並みに下痢と嘔吐でタヒぬ。
テレビスタッフも古館さんも当たって、子供用オムツ貼り合わせて、漏らしながら実況したぐらいにタヒぬ。
右京さんも中島さんも、カーボンモノコックのバスタブの中で嘔吐しまくり。でも亜久里さんだけ無傷。
常在菌が全く違い、メキシコの英雄エイドリアン・フェルナンデスも日本の茂木に来て血便漏らすほどの大事故だったが、何故かindycartジャパンで二年連続勝利して帰った。
「姉ちゃんの赤ちゃん、漏らさないでよね?」
赤ちゃんがオムツお漏らしプレイするのは仕事である。
ボロくて汚い木製バケツとか器の上に赤ちゃん置いておきたい四葉だったが、神棚清掃用バケツなので、見つかるとイチヨウお婆さんにぶっ殺される。
(だるまさんが転んだ、だまるんさがろこんだ、達磨さんが転んだ、ダルマサンがコロンだ、達磨さんが転んだ)
とりあえず、50数える度に姉の赤ん坊を確認して、終局噴火の傾向が見られれば、即離脱して火砕流と火山弾の影響範囲から逃げようとしていた。
「シヨウ、作務に気が入っていないようだね」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ