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戦国異伝供書
第六話 都への道その一
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した、それで山内が彼に尋ねた。
「何の御用でありましょうか」
「いやいや、道普請にお励みなので」
「それで、でありますか」
「励ましに来たのであります」
「それには及びませぬ」
 山内は松永を睨み据えて彼に答えた。
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