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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第52話 別荘、夜の部
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む音が聞こえた気がした。
怖がっていながらも気になるみたいだ。

「シュウマイが全部無くなっていたんや!!」

「「きゃあああああ!!」」

いきなりはやてが大きな声を出したもんだから2人もビックリして大声を上げた。
悲鳴を聞いてはやてはニヤリとした。

「そして男は怖くなった!!絶対に近くに何かがいる!!そうして蓋をしようとしたときに男は気がついたんや」

「「…………………」」

「シュウマイは蓋の裏にくっついとった」

「「………………えっ!?」」

キョトンした顔ではやてを見る二人。
まあそんな顔をするだろうな。

「どうやった?怖かった?」

あらら、そんな火に油を入れるような事言ったら……………

「「バカー!!」」

「へぶ!?」

ビンタを喰らうわな……………




「さあ、みんなで肝試しするで!!」

「いいっスね姉御!じゃあ星姉は1人で来てくださいっス!」

「いいい、嫌です!!今日は疲れましたし、早く寝ましょうよ…………」

それ以上星をいじめるなよ……………
しかもウェンディがはやての事を姉御って呼んでるし。

面倒な師弟関係が出来てしまった……………

さて、それはともかく、俺がリビングに帰ってくる時には時刻は既に10時を回っており、子供達4人(リインも含む)は既に夢の中。
そして大人達は酒宴を開いており、何かカオスになっていた。
シャイデにくっつかれ、美由希さんと忍さんも負けじと恭也さんにくっついている。

頑張ってください…………

俺はそう言う願いを込めて、恭也さんに敬礼しといた。






「さて、みんな揃った?」

「大丈夫っス!、ちゃんと星姉も確保してるっス!」

腕を縄で縛られ、引っ張られてくる星。
流石に可哀想だな……………

「おい、はや…………」

「ルールを説明するで!!」

俺の言葉は遮られ、はやてはルールを説明し始めた。

「ルールは簡単!2人1組になって山の中にある神社のくじ引きをして帰ってくるだけや。道はこの先の山道を登っていけば、途中に階段があるからそこを登っていけばOK。あっ、1人余るから1組は3人な」

そう言ってポケットから割り箸を取り出す。

「さあ、順番に引こか」

そう言われて俺達は順番に引き始める。



結果……………

なのは、フェイト

はやて、ウェンディ

アリサ、夜美

フェリア、ディエチ

セイン、桐谷

ヴィータ、星

俺、すずか

ノーヴェ、加奈、ライ

とこんな結果になった。

「さて、みんな順番に行こうか!!」

そうはやてが言って、肝試しがスタートした…………
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