暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第七千二百二十一話  物価が高い

[8]前話 [2]次話
第七千二百二十一話  物価が高い
 富士山には休憩所もあります、そこで泊まることも出来ますが。
 そこでカップラーメンの値段を見てロシアは言いました。
「あれっ、何か」
「高いですね」
「うん、日本君の街で買うよりもね」
「ここまで運ぶだけでも大変なので」
 日本は何故高いのかを説明しました。
「ですから」
「それでなんだね」
「街で買うよりも高いです」
「それもかなりだね」
「そうです、ですから買われるなら」
 そう思うならというのです。
「覚悟して下さい」
「ううん、まあ買えるだけでもいいかな」
「それはどうしてでしょうか」
「だってね、売ってないよりましだよ」
 このケースを言うロシアでした。
「ソ連時代の最後の頃なんてね」
「あの頃ですか」
 市場にものが全くなくて大変でした、これには幾ら無欲なロシア人も困り果ててどうしようかとなっていました。


第七千二百二十一話   完


                 2018・8・17

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ