暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2137話
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としては、他にも惑星の近くでフォールドするのは危険だというのもあるのだが……それは今は関係ない。
 いや、どこぞの惑星から動物とか植物とかそういうのを運んで来るんだから、フォールドが関係ないという事もないのか?
 何はともあれ、こちらとしては深刻な事態ではなくてほっとした。

「それにしては、他の連中もいないようだが?」
「まぁ、予期せぬフォールド断層だったので、色々と連絡をしたりする必要がありますので」
「分かった。一応の確認だが、本当にルナ・ジオンの一件に影響はないんだな?」
「はい。元々ルナ・ジオンの件はシャドウミラーにとっても大事業です。そうである以上、それを遅らせるような真似はしませんし、出来ませんよ」

 レオンの部下だけあって、その辺りの判断は的確……と言ってもいいのだろう。
 こちらとしては、ルナ・ジオンの件が上手くいくというのは、絶対的な大前提の話なのだから。

「分かった。なら、取りあえず俺は技術班の方に顔を出すから、何か問題が起きたら連絡をしてくれ」
「分かりました。とはいえ、問題らしい問題は……恐らくないと思いますよ。ああ、でも何人かマクロス世界からクレイドルに来たいと言っている人がいましたね。別の世界で、クレイドルに住む動物達が問題ないのか、調べたいと」
「そっちの方の判断は、エザリアに任せるよ」

 別の世界に行きたいと思うのは、理解出来る。
 だが、そう簡単にルナ・ジオンに連れてくるのも、若干の問題がある。
 ……まぁ、クレイドルは北海道よりも大きいのだから、人が多すぎて面倒な事になる……とは思えないが。
 ともあれ、その辺の判断はエザリア達に任せておけば問題はないだろう。
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