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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2137話
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係はないといったところが救いではあるが。

「取りあえず、その件は俺にも関係してきそうだから、これからちょっと顔を出してみる。ケン、悪いがガイア達にホワイトスターでの生活について適当に教えておいてくれ」
「分かりました。……噂に名高い黒い三連星の方々とお会い出来て光栄です」
「ああ、よせよせ。ここでの生活ではお前達の方が先達なんだから、俺達にそこまで気を使う必要はない。それより、アクセル。俺達の機体はどうなる?」

 敬礼をしてくるケンに軽く手を振ってへりくだった態度は止めるように言い、ガイアが俺に尋ねてくる。

「取りあえず約束通り、俺達の方で一通り調査させて貰う。その後で、お前達が使うなら返すし、使わないならこっちで保存する。……どうする?」
「そうだな。取りあえずシャドウミラーで使っているMSを使ってみて、それで満足出来ないようなら、S型を使わせて貰う」

 ガイアの言葉に、オルテガとマッシュの2人も頷きを返す。
 ……そうなると、ルナ・ジオンでの活動も黒い三連星はS型での活動になりそうだな。
 リーオーはともかく、ジンやストライクダガーでは基本的な性能はどうしてもS型に劣るし。
 一応ストライクダガーはビームライフルを装備出来るので、S型が圧倒的に有利って訳でもないんだが。

「話は分かった。なら、今日中……はちょっと難しいかもしれないが、明日にはS型を返せると思う。とはいえ、その辺りを説明する為にも実働班に連れて行く必要があるが……ケン、頼めるか?」
「分かりました、問題ありません」

 そうして黒い三連星をケン達に預けた後で、俺は魔法区画に向かう……よりも前に、政治班の仕事場に向かう。
 黒い三連星を連れて行く時はエアカーで移動したが、今度はそのような面倒な事をしなくても、普通に影のゲートで移動出来る。
 そうして政治班の者達が待っている場所に到着したのだが……そこには、主要なメンバーは誰も残っていない。
 もっとも誰もいないという訳ではなく、レオンの部下として一緒にシャドウミラーに来る事になった、腹心とでも呼ぶべき人物はいたが。

「アクセル代表!? ホワイトスターに戻ってたんですか?」
「ああ。それで、何かクレイドルの方に問題が起きたと聞いたんだが……この様子を見ると、結構大きな問題か?」
「いえ、そこまででもないです。クレイドルに放つ予定の動物の一部が、フォールド断層の為に少し遅れているとの事で」
「……ああ、なるほど」

 空間を転移出来るマクロス世界のフォールドだが、システムXNのように何の問題もない訳ではない。
 その最たる問題が、フォールド断層。いわば次元の歪みとも呼ぶべき存在で、本来なら即座に転移出来るのが、かなりの時間が掛かるというものだ。
 ちなみにフォールドの弱点
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