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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2137話
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血は以前であっても魔力が濃すぎてとてもじゃないが吸収出来ないって話してたし。ペルソナ世界でより魔力が強くなったという事を考えれば、今の俺の血はそんなに飲みたいとは思わないだろうが。
 ああ、でも魔法とか何かを使って血を希釈して、いざって時の為の魔力回復薬として持っておくというのは、ありなのか?

「なら、問題はない。そんな相手に会う事は、基本的にないだろうしな」
「そうだな。そうだといいな」

 そう言ってガイアの言葉を誤魔化すが、ホワイトスターで生身の戦闘訓練をするとなると、自然と教師……いや、この場合は教官か? その役割はエヴァになる。
 もっとも、ガイア達が生身の訓練を受ける事になるのかどうかは、分からないが。
 ああ、でも自分達が弱いと知れば、ガイア達なら自分から生身の訓練を引き受けたいと思ってもおかしくはないか。
 何しろ、ここはホワイトスター。それこそ子供であっても、ガイア達よりも強い相手は幾らでも存在するのだから。
 とはいえ、今の状況ではガイア達もその事は知らないので、俺の言葉に違和感を抱くといった事はないのだろうが。
 ……それでも、ガイアが俺の言葉に若干訝しげな視線を向けてきたのは……恐らく、何かがあると感じたのだろうが。
 ともあれ、そんな風にしながらも俺達は移動し、やがて目的の場所、ケン達元外人部隊の面々が一時的な住居としている場所に到着する。

「アクセル代表!」

 エアカーから降りた俺の姿を発見したのか、不意にそう声を掛けられる。
 声を掛けてきたのは、タイミングが良いと言うべきか、もしくはご都合主義と言うべきか……ともあれ、ケンだった。
 ちなみに、俺の本当の立場とかそういうのを知ったからか、ケンの俺の呼び方がアクセル代表となっていた。
 まぁ、それは別にいいんだが。

「今日はこっちにいたのか? てっきり、MSの戦闘訓練をしていると思っていたが」
「あ、はい。今日は午前中が訓練で、午後からは休みです。何でも、クレイドルの生態系がどうとか……」
「あー……なるほど」

 ケンの言葉で、何が起きたのかが理解出来た。
 クレイドルに運び込む予定の生き物や植物に何らかの問題が起きたのだろう。
 大抵の問題であれば、量産型Wとメギロート、バッタで何とかなる筈だが、そこでわざわざ精霊の卵や実働班が出たという事は、無人機や量産型Wだけでは判断出来なかったり、処理出来なかったりする問題が起きたのだろう。
 さて、そういう問題が起きたのだとすれば、俺もシャドウミラーの代表として放っておく訳にもいかない。
 クレイドルの方で何か問題が起きれば、それだけルナ・ジオンの建国も遅れるという事になるのだから。
 とはいえ、今回問題が起きたのは生態系の方だという話で、クレイドル本体にはそこまで関
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