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GOD EATER STUDIUM
第一部 少年たち
第四章
建設
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ために上を向く。お腹にギュッと力を入れて目に手を当てる。開きそうな口を閉じる。おっさんの言っていたクレイドルってアリサさん達のことだった。あの時おっさんはわざとあんな態度を取って、だからクレイドルを目指せって。もっと素直に言ってくれよ。



「落ち着きましたか?」
 アリサさんは手に持っていたお茶を俺の前の机に置く。お茶は暖かいようで湯気を上げている。あの後、結局堪えることができなかった為、場所を変えて落ち着くまでそっとしてもらった。どうやらここは活動拠点らしく、椅子と机と仮設用ターミナルなど必要最低限のもののみで構成されている。
「ありがとうございます」
「落ち着いたならここで今回のミッションについてお話しします。先ほど見てもらった通り、ここのアーコロジーは建設途中ですが、完成は間もないです。しかし、ここ最近アラガミが近くで活発に活動しており、物資の供給はおろか、ここでの建設にも影響を出しています。そこでサキ君達にはここの警護してもらいます」
「ここのアーコロジー全体ですか? それは俺とアリサさん二人だけですか?」
「いえ、私は単独で物資運搬の護衛をするのでここにはいないですが、なにか対応できない事態に陥ったら無線を飛ばしてください。すぐに来ますので。それに安心してくださいこの広いアーコロジーを一人で見るのは無理があるので、他にも三人の神機使いが配置についていますから」
「わかりました」
「後、この周辺のアラガミは日が落ちるとともに活動範囲が広く活発に行動するため、夜に特に警戒してください。逆に日が昇ると鎮静するのでその時に交代で休憩をしてください。わからないことがあったら他の神機使いの方に聞いてください」
 何か質問はありますか? と普段違って凛とした表情で問いかける。俺はその場の雰囲気から察し、ありません。はっきりと答える。
「もう日没も近いのでくれぐれも無茶はしないように」
 アリサさんが拠点であるベースキャンプから出ると入れ違いで大男の神機使いが入ってきた。すれ違い際にアリサさんが、後はよろしくお願いします。と言っていた様子から、この大男の人がアリサさんの代わりに指揮を執る人なのだろう。
「よお! お前が新入りで間違いないな」
「はいじめまして、作楽サキと言います」
 慌てて席を立ち、挨拶をする。
「別にかしこまらなくてもいい。俺はカン・モムジェン。ここが完成するまでよろしくな」
 カン・モムジェンと名乗る大男が手にしている神機は見た目通りでバスター型の刀身にショットガン型の銃身、タワーシールド型の装甲でなされている。鍛え抜かれた体は筋肉が膨れ上がっている。服の上からでも筋肉の膨らみがわかる。
「ついてこい、お前の持ち場と他の奴とあわせてやる」
 俺は、カンに促されるままついていくと装甲壁の上に登る。ち
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