第65話
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「な―――――」
パティルナの突然の奇襲に球体が驚いた瞬間、球体は投刃によって真っ二つに割れて破壊され、パティルナの元へと戻って行った!
「アル、予定通り、お前達は地精の相手だ。」
「了解しました。」
「マリーニャさん、サリア、レシェンテ、ナベリウスさん!私達も……!」
「オッケー!」
「はいです〜♪」
「ん………」
「久々の大物じゃ!その屑鉄ごしにとくと思い知るがよい、わらわ達の”力”を!」
ヴァイスに指示をされたヴァイスとリセルを除いた”六銃士”、シュリに促されたマリーニャ達はシュリと共にそれぞれオルディーネを包囲するようにそれぞれの武装―――シュリは二丁の小型魔導銃、マリーニャは両手に短剣、サリアはスリングショット、ナベリウスとレシェンテはグローブを付けている両手を構えた。
「ええっ!?も、もしかして生身であんなとてつもない存在に挑むおつもりなのですか……!?」
「常識で考えたらあの連中の行動は”無謀”だけど、大方あの連中はあんた達みたいにその”常識”の枠に入らない”人外”クラスの連中なんでしょう?」
「うふふ、レン達と付き合ってきて、わかってきたみたいね♪」
シュリ達が生身でオルディーネと戦おうとしている事にリーゼアリアが驚いている中疲れた表情で問いかけたセリーヌの疑問にレンは小悪魔な笑みを浮かべて肯定した。
「さてと――――残った俺とリセルが”道化師”の相手をするといいたい所だが……――――いい加減出て来たらどうだ、”ギュランドロス”。」
「へ。」
リセルと共にカンパネルラと対峙したヴァイスが呆れた表情である人物の名前を口にし、その名前を聞いたリィン達が驚いている中ユウナは呆けた声を出した。
「クク、”真打ち”は遅れて登場してくるもんだぜぇ?」
すると獰猛な”獣の王”を思わせるような容姿を持ち、”ランドロスと瓜二つの真紅の鎧”を纏い、”仮面を付ければランドロスと瓜二つにしか見えない”大男―――――クロスベル皇帝の一人にして、”六銃士”の”紅き暴君”の異名を持つギュランドロス・ヴァスガンが不敵な笑みを浮かべて屋上と塔内の出入り口から姿を現してヴァイスとリセルと共に並んで自身の武装である大剣を構えた!
「ランドロス教――――いや、もう一人のクロスベル皇帝――――ギュランドロス・ヴァスガン皇帝陛下!?」
「どうしてこちらに……エレボニア帝国政府による介入で、今回の件にランドルフ教官と共にリィン教官達に加勢する事を禁じられていたのでは……」
ギュランドロスの登場にクルトが驚き、アルティナは戸惑いの表情で疑問を口にした。
〜デアフリンガー号・1号車〜
「ええっ!?ど、どうして
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