第65話
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
から、”雑魚”に構っていられる程私達は暇じゃないのよ♪」
「ル、ルイーネ皇妃陛下……」
「クク、あんなあからさまな挑発をするとかさすがあのランドロスのツレをやっているだけはあるぜ。」
「クスクス、アッシュさん。ルイーネ皇妃陛下の伴侶の殿方は”ランドロス教官ではなくギュランドロス皇帝陛下”ですわよ。」
微笑みながらジークフリードを挑発するルイーネの様子にセレーネは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、不敵な笑みを浮かべたアッシュにミューズは静かな笑みを浮かべて指摘した。
「クク……まさか我等地精がここまでコケにされるとはな。俺としては”リハビリ”代わりに付き合ってもいいがどうする、”長”。」
「……”観察”だけに留めるつもりだったが、予定変更だ。”蒼”の使用も許可する。全力を持って我等や我等の”主”の”今後”を乱す”イレギュラー”達を今のうちに”始末”しなさい、ジークフリード。」
「ほう……?――――了解だ。来い―――オルディーネ!」
隣にいる球体に判断を促したジークフリードは興味ありげな表情を浮かべた後リィン達にとって驚愕の言葉を口にした!
「な―――――」
「ええっ!?オ、”オルディーネ”って……!」
「と言う事はまさかあのジークフリードという仮面の男の正体は……!」
「……なにが………どうなっているんだ……?」
ジークフリードの言葉を聞いたリィンが絶句し、セレーネとエリゼが信じられない表情をしている中、マキアスは呆然とした様子でジークフリードを見つめた。するとジークフリードの背後に蒼い翼の騎神らしき”影”が現れた!
「あれは……翼!?」
「サザ―ラントでも現れた”騎神”とは別の……!?」
「それにどことなくヴァリマールに似ているけど……もしかしてあの機体もヴァリマールと同じ……」
新たに現れた”影”にユウナとクルトが驚いている中、ゲルドは不思議そうな表情で影を見つめた。そしてジークフリードがリィンのように”影”の中へと入っていくと、”影”は跳躍して星見の塔の屋上に着地し、着地した”影”は実体化した!
「ぁ…………」
「”蒼の騎神”…………」
”影”――――”蒼の騎神”オルディーネが実体化するとアリサとエマは呆けた声を出した。
「――――どうやら、これで”予定通りの流れ”になりましたね。―――パティ。」
「オッケー、エル姉!――――部下に任せて自分は高見の見物なんて真似……気に入らないんだよっ!」
静かな表情で答えたエルミナの言葉にヴァイス達とセリカ一行を除いたその場にいる全員が驚いている中エルミナに視線を向けられたパティルナは突如投刃をジークフリードがいた場所の傍に浮いている球体目がけて放った!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ