第65話
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チルダはやがて声を上げて笑った後意味ありげな笑みを浮かべてカンパネルラ達とジークフリードに問いかけた。
「クク……ハハ………ハハハハハハッ!当然、やり合うに決まっているじゃねぇか!まさか、”味見”のつもりで来たのにこんな”御馳走”まで転がりこんだんだから、当然喰らい合うに決まっているだろうが!オオオォォォオォォオオ――――ッ!」
クロチルダの問いかけに対して声を上げて笑ったマクバーンは好戦的な笑みを浮かべた後再び火焔魔人と化し
「ちょっ、マクバーン!幾ら君でも彼ら―――特に”嵐の剣神”を相手にするのは不味いよ!”嵐の剣神”は彼女――――”鋼の聖女”すらも圧倒したんだよ!?」
「ハアッ!?」
「あ、あのリアンヌ様を圧倒するなんて……」
「フフ、どうやら”形勢逆転”のようですわね♪」
「ハハ、僕達の知らない所で結社にまで恐れられる程の武勇伝を作っていたなんて、さすがはセリカさん達だね……」
慌てているカンパネルラの話を聞いたアリサ達がそれぞれ血相を変えている中セリーヌは驚きの声を上げ、アルフィンは信じられない表情をし、シャロンは微笑み、オリビエは苦笑していた。
「ハハハハハハッ!アリアンロードを圧倒したって話が本当なら、余計に面白くなってきたじゃねぇかあっ!!”英雄王”と”漆黒の守護神”へのリベンジの前哨戦にちょうどいい相手だ。アツく喰らい合おうぜ、”嵐の剣神”!!」
「フフ、相変わらずセリカは人気者ね。」
「俺にとっては迷惑な話なんだがな……それにしても俺がリウイ達に対するリベンジの前哨戦か。この俺と対峙してそんな愚かな事を考えている時点で、お前のような”雑魚”がリウイに届くわけがないだろうが。」
好戦的な笑みを浮かべて異空間から自身の黒き焔によって形成した黒き焔の剣を取り出して構えたマクバーンにセリカが名指しされるとロカは苦笑しながらセリカに視線を向け、セリカは呆れた表情で溜息を吐いた後静かな表情で答えた後ロカと共にマクバーンと対峙し
「あん……!?」
(クク、あの雑魚に見せてやれ、セリカ!”本物の強者”という”力”を!)
セリカの言葉にマクバーンが不愉快そうな表情をしている中ハイシェラは不敵な笑みを浮かべてセリカを促した。
「さて、結社のほうはやる気のようだが………――――そちらはこのまま、尻尾を巻いて逃げるつもりか、地精とやら?」
「………………」
不敵な笑みを浮かべたヴァイスに視線を向けられたジークフリードは何も語らず黙り込み
「うふふ、逃げたいのなら別に逃げてもいいわよ?もし本当に逃げるのだったら、貴方達や貴方達の”主”も所詮は”その程度の存在”で、私達”六銃士”の足元にも及ばない”雑魚”である”証拠”なのだ
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