第65話
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いかけた。
「――――その通りだ。」
するとその時まるで女性を思わせるような男の声が聞こえた後セリカ一行がヴァイス達の背後から姿を現した!
「へ。」
「ちょっ、君は……!?」
「アイドスさん!?い、いえ――――”別人”……!?」
「”セリカ”……と言う事はアンタがリィン達の話にあった後でリィン達に合流するつもりだった慈悲の女神の”兄”とやらね………―――何者よ、アンタ。」
セリカ達の登場にマキアスは呆けた声を出し、カンパネルラが表情を青褪めさせて声を上げ、エマはセリカを一瞬アイドスと思ったがすぐに別人である事に気づき、セリーヌは目を細めてセリカに問いかけた。
「――――”レウィニア神権国客将”セリカ・シルフィル。”今のお前達に名乗れるとしたら”、この肩書きくらいだ。」
「―――軍神様より”神核”を賜りし者の一人――――ロカ・ルースコートよ。」
「セリカ様の”第二使徒”のマリーニャ・クルップよ。よろしくね♪」
「セリカ様の”第三使徒”、シュリ・レイツェンです。以後お見知りおきを。」
「初めまして〜、サリアはご主人様の”第四使徒”のサリア・レイツェンです〜。」
「わらわはセリカの”第五使徒”にして”古神七英雄”が一柱、”紅雪”のレシェンテじゃ!わらわの力に恐れおののき、ひれ伏すがいい、結社の残党に地精とやらよ!」
「わたし……ナベリウス………冥き途……門番……よろ……しく………」
セリーヌに問いかけに対してセリカ達はそれぞれ名乗り、セリカ達の自己紹介の一部が気になったセリカ達の事を知らないその場にいる全員は冷や汗をかいた。
「な、なんなんだ、この人達は……」
「しかも”ナベリウス”って確か”ソロモン72柱”の一柱――――”冥門候”の名前じゃない……まさかとは思うけど、あの娘が”冥門候”なのかしら?彼女から感じられる霊力もベルフェゴールやリザイラみたいに、”人”が持つにはありえない莫大な霊力だし………」
「そ、それに……あのメイド達は”使徒”って言っていたけど………少なくてもクロチルダさんの”蛇の使徒”とは違うわよね……?」
「え、ええ……そもそもあちらには姉さんと同じ”第二使徒”を名乗る方もいらっしゃいますし……」
「うふふ……アハハハハハハッ!まさかこのタイミングで結社と地精、どちらにとっても”イレギュラー”の存在である貴方達まで姿を現すなんて。フフ、それで”貴方達”はどうするのかしら?」
我に返ったマキアスとセリーヌは疲れた表情で溜息を吐き、困惑の表情をしているアリサの疑問に頷いたエマは困った表情を浮かべてクロチルダに視線を向け、目を丸くしてヴァイス達やセリカ達を見回していたクロ
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