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空に星が輝く様に
415部分:第三十一話 夜の港でその十
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ない?」
 難しい顔で姉にまた問うた。
「そのこと」
「ううん」
 姉は妹のその声には首を横に振って答えた。
「それはね」
「言えるのね」
「言うわ」
 そうするというのだった。星華は今は俯いている。そうしてそのうえでだった。意を決した顔になってそうして話をはじめたのだった。
「私、ずっと斉宮が好きだったわ」
「そうよね」
「ええ。それはね」
 星子は姉のその言葉にここでは頷いた。

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