暁 〜小説投稿サイト〜
繰リ返ス世界デ最高ノ結末ヲ
00.K猫と白猫
第二章
Phase.05
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
の状態で戦うのは危険な為、非戦闘員と幹部も対応にあたる事になったと、琴葉は言う。

「琴葉さん!」
 廊下の向こうから宙も走ってくる。宙も琴葉と同じ帽子と外套を着ている。

「レンと宙は後衛で指示出して。私は前衛に居る。涙があと前衛に居るよ。リサとユリは後衛からの援護を頼んである。紫苑は今引き返して来てるから、後で前衛に合流。輝が今後衛に居るから、早く合流して。襲撃はこれまでとは規模が違うって。かなり危険だから、身の危険を感じたら撤退するように伝えてある。二人も、絶対死ぬなよ?」
「はい!」と、鋭い返事が廊下に響く。それを聞いて安心したようで、琴葉は廊下の窓を開く。
「え、琴葉さん? 何をして……」

 そして、窓枠に手を掛け、琴葉は其処から飛び降りた。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ