十七匹め
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
欠片を漁り始めた。
「砕けたんじゃねぇの?」
「わかんないけど、ほっといたら復活するんでしょ?」
「よくわかったな」
やがてシラヌイは一つの氷塊をみつけた。
「あった」
スライム・コアの半分を被う氷。
シラヌイは氷をひっぺがし、ボーデンに渡した。
「かえろ、ボーデン」
「おう」
ボーデンがシラヌイの脇に手を入れると、シラヌイは何も言わず狐になった。
それを来たときと同じように胸元に入れる。
「なぁ、シラヌイ、このままぎゅってしていいか?」
「きゅー」
「いや、潰れねぇだろ」
「きゅぃ」
「おいおい、お前が漏らしたらアタシが漏らしたみたいになるじゃねぇか止めろよ」
「きゅぅ」
「はいはい、このままかえるよ…」
なんだかんだ言いつつ、ぱふぱふを堪能できてご満悦のシラヌイだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ