407部分:第三十一話 夜の港でその二
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そうですよね、だからここまで来てくれたんですよね」
「どうにかしたいし」
「だって。星華ちゃん友達だから」
「私達にとって」
「ですよね。私も」
そしてだった。彼女も言った。
「お姉は私にとってかけがえの無い人です」
「お姐さんだから?」
「それだから?」
「はい、困ったところもあるけれどとても素直で優しいお姉ですから」
彼女にとっては星華は。まさにそうした相手なのだ。
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