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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第63話
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ィンが唇を噛みしめている中セリーヌに結界を解くように迫られたベルフェゴールは目を丸くし、リザイラは静かな笑みを浮かべ、二人の答えに脱力したセレーネは疲れた表情で溜息を吐いた。



「クク、そんじゃあこのまま喰らい合うとしようぜ……!」

「アハハ、さすがに相手が悪かったかな。トールズの”Z組”とメンフィルの”特務部隊”――――噂以上だったけどここまでか。やっぱり”深淵”か彼らに来てもらわないと――――」

マクバーンがリィン達に戦いを迫っている中カンパネルラが溜息を吐いた後意味ありげな笑みを浮かべて周囲を見回したその時!

「”Z組”ならまだいるわ!」

女子の声が聞こえてきた後怒涛の銃撃がカンパネルラとマクバーンを襲い、カンパネルラは銃撃を結界で防御した。するとリィン達の背後から現れたクルトとユウナが連携攻撃をカンパネルラを放ち

「わわっ……!?」

二人の連携攻撃にカンパネルラは思わず後ろに下がり、ユウナとクルトが一端後ろに跳躍して体勢を立て直すとミューズが駆け寄ってきて二人の背後で魔導騎銃をいつでも撃てるように構えた。



「ユウナ、クルト!ミュゼまで……!」

「あん……!?」

ユウナ達の登場にリィンが驚いている中マクバーンは水を差された事に眉を顰めたがクラウ=ソラスと一体化して突撃してくるアルティナに気づくとアルティナの突撃を回避した。

「ハッ、黒兎か……!」

「喰らえや――――!」

不敵な笑みを浮かべたマクバーンが上空にいるアルティナを見上げたその時男子の声が聞こえ、飛来してきた鎖鎌がマクバーンの顔に命中した!

「ガッ………!」

マクバーンに命中した鎖鎌はアッシュの元へと戻って行き、鎌状に変形させた刃を回収したアッシュはアルティナと並んだ。

「アルティナ、アッシュ……!」

「降り注げ聖光――――アストラルレイン!!」

アルティナとアッシュの登場にリィンが明るい表情をしたその時、リィン達にとって予想外の声が聞こえると、カンパネルラとマクバーンの頭上から光のエネルギーが降り注いだ!

「あいたっ!?」

「ぐ……っ!?」

「え…………」

「なっ!?今の声はまさか―――――」

頭上から降り注いだエネルギーによって二人がダメージを受けている中聞き覚えのある声にエリゼは呆け、リィンは信じられない表情で声を上げた。

「輝く御名の下、地を這う穢れし魂に、裁きの光を雨と降らせん。安息に眠れ、罪深き者―――――ジャッジメント!!」

「うわあああああっ!?」

「がああああああっ!?」

するとその時他の女子の声が聞こえた後カンパネルラとマクバーンの頭上より裁きの光の雨が降り注ぎ、威力が高い事に加えて術者の魔力も高
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