第五次イゼルローン要塞攻防戦3
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トレは一言呟いた。
顎に手をあて、しばし考え、瞳を開けた。
「ならば……」
「閣下。私も突入に賛成です」
「黙れ。アロンソ!」
叫んだビロライネンに視線が集中した。
全員の視線が集中することに慣れていないのか、あるいは別の理由からか。
叫んだことを隠すように、ビロライネンは咳払いをした。
怪訝そうに眉を顰めるシトレに対して、その上官であるリバモアは口にした。
「そ、そもそもですが。意見は様々であります。ですが、シトレ大将の命令を受け、我々参謀は最善を選択するのが、仕事でございます――閣下、ご命令を」
ぶん投げた。
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