暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
7章 ルーフェンでの戦場
そのころのヴィヴィオ達
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「ノーヴェ姉さま」

「頼むな」

「お、お任せを」

 そうして1時間の準備をして出ようとしたら門が開いた。

「あれ、みんなで夜のピクニックか肝試しに行くの?」

「やっぱりこんなパターンなんですよね」

「なんで私が非難されないといけないの」

 綾は視界外から飛び込んできた物体を見たので抱き止めた。

「綾お姉ちゃ〜ん」

「どうしたのヴィヴィオ」

「だって、映像が・・・映像が・・・」

「私がピンチだと!ほら大丈夫でしょ
出会った時の泣き虫さんに逆戻り?」

「綾お姉ちゃんが心配かけるから、わけのわからない話もしてたし・・・」

「はぁ〜大丈夫だって、私がなのはやヴィヴィオを置いてどこかに行くことはないから、
必ず戻ってくるしね」

 俺はヴィヴィオの頭をなでみんなに謝った。

「お騒がせしました」

「綾さんお聞きしてもいいですか?」

「一応解決したよ」

「そうですか?犯人は?」

「主犯以外はお縄だね」

「なら主犯は?」

「ん〜あっちの世界で後悔してるんじゃないかな」

 俺は少しだけ困った顔をして、ヴィヴィオの頭をなでるのをやめ、自分の手を見ていた

 ぱふっ
ヴィヴィオは再び頭だけ胸に飛び込んできた

「綾お姉ちゃんはどんな状態でも、私の大好きなお姉ちゃんだよ」

 そういってなのはと同じひまわりのような笑顔を返してくれた。

「そっか、ありがとう」

 俺は感謝のつもりでやさしく頭をなでた。

「なんじゃ、お主はそんな顔も出来るんじゃな?」

「何ですかレイ総師範」

「初めからそういう風に来ればいいものを」

「ご心配かけました」

 俺はノーヴェの方を向いて

「結構大変だった?ごめんね」 

「いえ、あたい達は心配はしてませんでしたから」

「結構冷たい!」

「あたいとオットー、ディートはオロチ戦見てますから」

「そっか」

「ミカさんもありがとうね」

「私はノーヴェちゃんほど君に詳しくないから心配はした
でも無事に帰ってきてくれてよかったよ」

「ありがとう」

 俺は思い出したかのように手をたたく

「レイ総師範、私とお手合わせお願いしたいのですか」

「お主を喜ばせる修羅をわしの体にもう住ませておらんよ」

「あ〜あ断られちゃった。残念」

「まだ戦おうって思ってるの?」

「そりゃヴィヴィオだってそうでしょ、目の前に強い人がいたら武術交流したくなるじゃん」

「今死闘してきたのに?」

「それが戦うものの(さが)だね」

「今の私じゃ足元にも届かないってわかったよ、
いつか綾お姉ちゃんにもわたしとノ
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