暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
7章 ルーフェンでの戦場
そのころのヴィヴィオ達
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てたと思った女性が綾を攻撃してきた。

「見えない!」

 アインハルトにも見えない速度だったがかろうじてヴィヴィオはうっすらだけど見ることができた。
春光拳と同じルーフェン武林の双璧華凰拳宗家の愛隣の教え
本日夜にレイ総師範から教わった
『死の心構え』を得てヴィヴィオが備わっていた目の良さが神眼(しんがん)に入っていたから、
音速の攻撃を見ることができた。
途中話が分からない話をしていたのだが盾やらチェーンを出したので、

「あれ、ルールーの召喚みたいなものかな?」

「どうなんだろう。でも実際に見てないからわからないけれどルーちゃんとはまた違うような気がする」

 そう言ってたら、綾は氷の棺に閉じ込められてしまった。

「綾お姉ちゃん!」

 棺が割れたと同時に映像が白黒になり遮断された。

 その瞬間ヴィヴィオは玄関に向かおうと走り出そうとするのだが、ノーヴェに手首をつかまれた。

「どこに行こうとしている、ヴィヴィオ?」

「綾お姉ちゃんが、ピンチなんだよ」

「ヴィヴィオが行ってどうする?」

「でも!」

「あれぐらい、あの人にとってはピンチでもねえよ」

 ノーヴェはナンバースの頃
大蛇(オロチ)戦を見ていたので、安心はしていた。
ドクターは言っていた。
現存する最強の生物だと、綾はそれに打ち勝っている
綾のことについて戦いで心配することが馬鹿らしい
大方これ以降はヴィヴィオ達には刺激が強いか、
あの人自身が見せたくないかのどっちかなんだろうと予測
ただそれを言ったところで納得はしてくれないだろう

「なのはママがいないんなら、私が助けに行かないと」

「あの人よりはるかに格下のお前が行っても無駄だってんの」

「でも・・・」

「ヴィヴィオや、行ってもいいがの、場所は分かっているのか?」

「あ!」

「それにあの場に転送ができればいいのじゃが、今から行っても間に合わぬよ
ノーヴェ先生の言う通り落ち着いて待つことにしないか?」

「ですが・・・」

「あのよぉ、あたい達だって心配してないわけじゃない、
でもあの状態からは多分抜け出したんだと思う。
こっちに映像を回す暇がないだけだろう」

「だったら・・・」

「ヴィヴィオさん」

「「ヴィヴィオ」」

「あ〜悪かったってぇの。
だが、ヴィヴィオ達は行かせれねえぞ!
行くのはあたいとミカヤさん、レイ総師範もお願いできますか」

「わしもあの情報を見たからには他人事じゃないからの」

「準備に1時間後で」

「ノーヴェ・・・それじゃ」

「酷なようだけど、二次被害にあっては遅いだろうか」

「う・・・うん」

「ディートとオットーは」

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