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虹にのらなかった男
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じなかった第一カタパルトからガンダムが戻ってきた。

そして直ぐにカタパルトハッチが閉まる。

「アムロ君!ガンダムにバルカンの給弾を行う!ガンダムをこっちに持ってきてくれ!」

『わかりました!』

ガション…ガション…とガンダムが歩いてきて、所定の位置に着いた。

技術屋連中が即座にバルカンの弾倉部を開け、マガジンを入れ換える。

更にはビームライフルを持ってきてガンダムに持たせた。

この間僅か一分半。

やっぱうちの連中頭おかしいわ…

『副長が一番頭おかしいっすけどね』

「アオってニュータイプ?」

『違うっすよ。ま、女の感って奴っすよ』

わーこわーい。

そこで艦内放送が響いた。

出港だ。

「総員!気密室へ!」

『ハッチオープン!ガンダム!ガンファイター出撃用意!』

「バカか貴様!気密チェックしたのか作業員まだ居るんだぞ!」

『…………』

モニターの中のノア少尉がすごい顔で睨んでくる。

『副所長!技術士官及び作業員気密ブロックに待避しました!』

「ブリッジ!ハッチ開けろ!」

『ハッチオープン!ガンダム、ガンファイターはホワイトベースの左右に展開!』

「了解」

正面のハッチが開く。

ハッチが開いた先でベイのゲートが開いていく。

「アムロ君。俺が先に出る」

『お願いします。えっと…』

「アベル。アベル・ルセーブル中尉だ」

『わかりましたアベル中尉』

アムロ君との通信を切る。

「アベル・ルセーブル!アブルホール出るぞ!」

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