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虹にのらなかった男
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いけませぬぞ」

「いやぁなんか教授の口調で言われると、ねぇ?」

と残りの奴らに聞くとウンウンと同意した。

「おや、私がアウェーですな」

「まぁ、この話は後でじっくりしよう。
アオは俺とアブルホールの給弾。
残りはガンダムの装備の準備をしておけ」

「「「「「了解!」」」」」

全員がテキパキと動いてくれる。

楽でいい。

だが問題が一つ。

「なぁ、アオ」

「どうしたんっすか?」

「実砲どこよ」

先の騒ぎで急いで搬入したせいかどこに何があるか全くわからん…。

「しょうがない。WB備え付けの物を少し失敬しよう」

WBの機銃は二種類。

対MS用60ミリ、対人対空防御35ミリ。

アブルホールのバルカンはガンダムと同じ60ミリ。

「了解。許可は…」

「あとでいい」

緊急時だ。問題ないだろう。

ブリッジには伝えず機銃用の60ミリを拝借する。

アブルホールへの給弾をしつつ、ガンダムに給弾するためのコンテナを用意。

「副長。ウェポンコンテナどうするんっすか?」

「ウェポンコンテナ?あるのか?」

これはウェポンコンテナがあるか否かではなくコンテナの中身についてだ。

ミサイル、機雷、ビームキャノン…

バリエーションはいくつかあるがだいたいこの3つだ。

「ビームキャノンは有志の技術士官が搬入して直ぐに用意してたっす」

マジか!?

「よし!ビームキャノンもってこい!
アブルホールに接続するぞ!」

「了解っす!」

技術屋連中はガンダムの給弾コンテナを用意し終えると、直ぐ様アブルホールのコンテナを用意し初めた。

ビームキャノンのウェポンコンテナはコンテナ本体がジェネレータ内臓ユニットでその上に二門のビーム砲…Gパーツのアレが乗っているデザインだ。

飛行形態のアブルホールの後ろにユニットが置かれ、その間隔は50センチ。

接続の直前だ。

『副長。有線回路接続したっす』

「確認した」

コックピット内のモニターで確認。

現在はウェポンコンテナから伸ばしたケーブルをアブルホールに繋げた状態だ。

コンソールを操作する。

カチッとアブルホールの後方のツメが開いた。

「接続してくれ」

『了解』

ガチャン…という音がした。

「ロック」

ツメがウェポンコンテナをロックした。

「教授!異常ないですか?」

『ありませんぞ』

アブルホールの換装を済ませたタイミングで辺りが騒がしくなった。

『ジオン兵が侵入!ホワイトベース全隔壁閉鎖!』

シャアが来たようだ。

となればガンダムが直ぐに帰投する。

案の定唯一閉
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