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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第24話 アカネリゾートにて
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から顔を赤らめて立ったまま固まるエルザ。
あまり褒め慣れていなかったか…?おかしいな、ギルドの奴らから何か言われて…ああ、怖い方から印象深いからあまりないのか?

「おーい、エルザー?…もしもーし?」

「―――ハッ!?な、なんだ…!?」

「あ、気づいたか。ビーチバレーするから来いって」

「そ、そうか…ビーチバレーだな?よし…やるぞ…!」

「お、おう…じゃあオレとエルザだけ別れてやろうぜ、どれだけ強くなったか見せてくれや」

「も…勿論だ…!この1年間、私がどれだけ腕を上げたかその目で得と見て――やっぱりなしで」

「…??じゃあ行こうか」

顔が赤いままだが、どうやら元に戻った…?みたいだ。
久しぶりの勝負なのでできるだけ楽しんでおこう…あ、そういや”アイツ”も呼んでおけばよかったかな。

最近鍛えていた魔道士のことを呼べばよかったな、なんて思いながらナツ達の下にエルザと向かう。
できるだけ楽しく、今の一時を味わおう。

―――できるだけ忘れないように




◆◆◆◆◆◆


ビーチで沢山遊び終わった後、オレたちはホテルに戻ってきていた。
部屋は二人割の用だったんでナツとハッピー(人…??)ペアとオレとグレイペア。
女性陣は二人しか居ないんでルーシィはエルザペアで決定。
ナツとハッピー、グレイは地下でカジノに行って先に遊んでいるとのこと。
んでオレはホテル内で散歩なわけだが…。

「――妖精の尻尾(フェアリーテイル)のサイヤ人ってレッドさんのことだったんだ…」

「おう、てかオレしかいないなサイヤ人って」

「フィオーレ一って言われているから他に居ても可笑しくないですね」

「そう言われてみれば」

「…レッドさんってS級魔道士ですよね?」

「そうだぞー、あとさん付けしなくていいからな?」

「あ、うん」

ルーシィと鉢合わせになり、とりあえず雑談をした。
やったね、新しい仲間と普通に話せたよ!

「あまりルーシィと話せたことないから今回話せてよかったよ。それと、ロキのことありがとうな」

「いいのよ、仲間を助けるの当然でしょ?」

そう言ってニッと爽やかに笑う少女に感謝の念しか抱けない。
オレたちが知ることもできなかったロキを、唯一救い出せた仲間だから。

………さて、


「オレもそろそろカジノに行くかね…ルーシィはエルザを呼びに行くんだろ?」

「うん、そうよ。でも私が呼ぶよりレッドが迎えに行ったほうがいいんじゃないかしら?」

ニヤニヤとそう尋ねてくるルーシィに疑問符と共に顔に浮かべる。
男が女の部屋に入るのはオレ的によろし
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