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妖精の尻尾所属の戦闘民族(旧)
第24話 アカネリゾートにて
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れてありがとう


…そういえば…あまりルーシィと会話したことがないな、と気づいたオレは機会を見つけて今度雑談してみよう、と思うのだった。


…ん?

「どうしたんだエルザ?なんか不機嫌そうだけど…」

「いや何も。ただレッドさんは私よりも胸が大きいルーシィをずっと見ているからってことに対して何も気にしてないからな」

「…お、おう…?」


隣でエルザの気が段々と上昇していくから聞いてみたものの、どうやらオレがルーシィの果実を見ていたと勘違いされているようだ。
そんなつもりじゃない、いや大きいなって思ったはいたけど別にガン見するほど見ていたわけじゃない、じゃないぞ?
てか今日も真面目委員長としての顔があったのか…これは参った。羽根を伸ばしているから見ることはないと思っていたのだが…。

エルザの機嫌をどうやって取ろうと悩みながらでいると、ふと近くで会話している男女に気づいた。
どうやら男の方が女性を怒らせてしまったことで謝罪している様子。

ふと、彼らの会話を耳に挟んだ。

「ごめんって…あ、そうだ!今日の水着綺麗だよな!いつもより魅力を表しているって感じで!!」

「えっ…そ、そう…!?よかったぁ…!水着を選ぶのに結構時間がかかってね…!!」


…そういえば前世でも「女の人を怒らせたらひたすら褒めろ」って言っていたな…アレは確かに効果が良かったと噂もあるし…現に目の前の彼らが仲直りになっている。…この手を使うか。

「そういや今エルザが着ている水着でより一層綺麗だよな。 魅力的だったけど、今日はまた別の魅力が出てるんじゃねえか?」

「――へっ?あっ…そ、そうか?…私って、魅力的か…?」

よし、いい感じだ…後少しだけ褒めて危機から脱出だ。行ける…なにせエルザは誰から見ても美人。オレから見ても美人!なら褒めれる要素はまだ沢山ある…!!

「おう、そりゃもう…なんていうか、可愛かった少女時代から美人な女性になったなって実感するな」

「――――――――」

昔から見たエルザのことを思い出し、そして子供だった頃と今を比べて見ると本当に大人になったと実感を持つ。まるで妹が成長したって気分だ。…いや、いないけど。

目の前に居るエルザは本当に綺麗だと思う。
誰から見ても美人と思われる容姿だし、何より彼女は情が厚く人のことを考えられる人だ。
もう子供扱いはできないが、これからも仲間(家族)であることに変わりはない…


――そう、ないはずだ。



「おーい!!エルザーー!!レッドーー!!ビーチバレーすんぞ!!」

1年前から聞き慣れた声の持ち主、ナツに呼ばれオレは「今行く!」とだけ伝える。
さっき
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