暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第七千二百十一話  まだまだはじまり

[8]前話 [2]次話
第七千二百十一話  まだまだはじまり
 一合目まで来てです、ロシアは日本に言いました。
「これで十分の一かな」
「はい、ですが」
「十合目で頂上だよね」
「はい、ですから」
「まだまだなんだね」
「そうです、はじまったばかりです」
 こう答える日本でした。
「ですから休んだりして」
「そうしてだね」
「登っていきましょう」
「ううん、四千メートル近いけれど」
 ロシアは資料で読んだ富士山の高さを思い出しました。
「それでもね」
「はい、一気に登るではないのですから」
 だからだというのです。
「回っていくので」
「実際は遥かに歩くんだね」
「そうなのです」
 四キロ登るのではありません、十合目つまり頂上まで行くことが目的です。これは富士山への登山なのです。


第七千二百十一話   完


                    2018・8・12

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ