第1部
ロマリア〜シャンパーニの塔
旅の扉の向こうには
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、地図。しかも大きさから見て世界地図だぜ」
「えぇっ!?世界地図!?」
そう、ナギが持っていたのは、なぜか「世界地図」だったのだ。
なんでいざないの洞窟に世界地図が入っていたのかはこの際置いといて、とにかくこの地図があれば、ここがどこなのかわかるかもしれない。
「あ、もしかしてここって、ロマリアの近くじゃない?」
「 『じゃない?』って言われても、オレは大陸から出たことねーからわかんねーよ。あんた知ってんの?」
「行った事はないけどアリアハンに向かうとき通ったことあるから知ってる。たぶんここからそんなに遠くないよ確か」
と思って、じっと見ていたら、またまたあることに気づいた。
なぜか、一点だけ地図上にぽつんとあり、それが常に点滅しているのだ。
ためしに何歩か歩いてみると、点滅している点もほんのちょっと動いた。
つまりこの世界地図、所有者(つまり私たち)の現在地が自動で表示されるのだ。しかも、地図を持っている者が移動するたびに、地図の印も連動されるようだ。なんて便利な地図なのだろう。
「すごい!! この地図、ものすごく便利だよ!! 私たちが今どこにいるのかとか、近くに何があるかとか、すごく良くわかるもの!!」
「へぇぇ。よくわかんねーけど、とにかくすげーんだな?」
「うん!! そうとわかれば、早速ユウリが休める場所を探そう!!」
善は急げだ。私たちは地図と現在地を確認し、近くに町がないか必死に探した。そして、意外とすぐ近くにロマリアの城下町があることに気づき、早速全員で町へと向かうことにした。
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