猫娘と期末試験編
NO.068 プールでの遊びと訓練
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…」
退路がなくなったことを自覚した出久は細々としながらも話していく。
それを聞き終えて、
「やっぱり! なんかすごいキュンキュンするよー!」
「爆豪君……やっぱりどうにかしないと……」
と、黄色い叫びをあげる芦戸達と、一人麗らかではない顔をしていた麗日お茶子であった。
爆豪の明日はどっちだ……?
そして残り時間も少なくなってきたときに男子勢がプールで一位を決めるとか話しだしたので、女子達は応援をすることになった。
三組に分かれてそれぞれ勝負が行われて、残ったのは爆豪、轟、飯田の三名。
三人はそれで一度女子達……特に出久の方へと向いて、
「みんな、見ていてくれ!」
「俺が勝つ……!」
「ぜってー負けねぇ!!」
と宣言をしていたために、
「んーーー……なんかあたし達は眼中にないかもねー……」
「そうだねー」
芦戸の言葉がそのほとんどを物語っていた。
出久は出久で普通に応援していたために、まだまだ恋に発展はしなさそうにないのを窺えたので余計に女子達は気持ちがムズムズしだしたそうな。
だが、結果は相澤が指定の5時を過ぎたといって勝負はお預けになってしまい、男子三人はやりきれない感じだった。
そして帰りの事、
「かっちゃん、残念だったね……」
「まぁな。だがぜってぇ俺が勝ってたぜ!」
と、普通に会話をしている二人を見て一同は「仲良くなったなー」と思う次第であった。
さて、それはともかくもう少しで強化合宿である。
「みんな、強化合宿頑張ろうね!」
「「「うん!」」」
「「「おう!」」」
みんなで掛け声をあげて、強くなるぞと誓った。
果たして強化合宿は無事に最後まで終わるのか否か……。
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