機動戦士ガンダム
2133話
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隊に関わる事だと思うが?」
「それなら、わざわざホテルなんて場所じゃなくてもいいだろ? それこそ、政府とか軍事基地とか、そういう場所でも構わない筈だ」
「……なるほど。つまり人には知られたくない会合だ、と?」
ラルの言葉にダグラスがそう告げる。
ダイクン派のアンリが秘密裏に行う会合、か。普通に考えれば、明らかに怪しい行為にしか思えないが……さて、どうんだろうな。
「その辺は、結局行ってみるのが一番だろ。向こうにとっても、予想外の展開で何らかのボロを出す可能性はあるし」
普通なら、影のゲートから俺達のような存在が姿を現すとは、到底思わない筈だ。
これがネギま世界であれば、影のゲートとして普通に魔法の存在を知られているのだが。
そんな風に考えつつ、話を続ける。
さすがにこれからアンリと会う予定になっている以上、ゆっくりと宴会をする気分でもない。
いやまぁ、どのみち俺は宴会であっても酒の類は飲まないのだが。
ともあれ、世間話をしているとホワイトスターに連れて行ったケン達の話になる。
「エルフとかにも驚いていたみたいだけど、結構馴染んでいるように見えたな」
もっとも、馴染んでいるように見えたのは、ケンではなくメイ達だったが。
明日菜に任せたとはいえ、普通に買い物とかをしていたのだから、間違いなく馴染んでいる筈だ。
まぁ、少なくてもボルドーで人質になっていた時に比べれば、家族と一緒に暮らす事が出来ているんだし、見張りの類もいない――正確にはバッタが一応その役割だが――ので、リラックスしてすごせるんだろう。
そうして話をしていると……
『来たよ、アンリ准将だ。ようやくホテルにご到着らしい』
そう、シーマから通信が入るのだった。
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