機動戦士ガンダム
2132話
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だ。
ペルソナ世界でゆかりが月光館学園を卒業したら、政治班に入る可能性はあるが……どのみち、すぐという訳にはいかない。
それでも現在その状況でどうにかシャドウミラーを回せているのは、魔法球という存在があるからこそだ。
もし魔法球がなければ、恐らく政治班の面々は過労死していただろう。
だが、魔法球があれば、外の1時間で48時間。30分で24時間、15分で12時間……といった具合に、ゆっくりと休むことが出来る。
それこそ幾ら忙しくても、15分や30分程度の休みは容易にとる事が出来て、魔法球に入ればゆっくりと休む事が出来る。
……時の指輪やその受信機があるからこそ可能な荒技だったが、逆に言えばそのような荒技を使わない限りは、今の規模の政治班でシャドウミラーを回す事は出来ない。
ただ……一応、ルナ・ジオンに対して提供出来る存在はあったな。
「量産型Wとかなら、貸し出しも可能だぞ。自分だけで判断するような真似は出来ないが、単純な書類の整理とか分別とか、誰でも出来るような仕事なら量産型Wは得意だし」
寧ろ普通の人間がケアレスミスをするのに対して、量産型Wにはそのような心配がいらない。
そういう意味では、量産型Wは事務員として非常に優れている。
もっとも、欠点がない訳ではない。
あくまでも量産型Wは、シャドウミラーの所属となる。
つまり、量産型Wが処理した書類の内容については、シャドウミラーにダダ漏れとなる事を意味している。
……まぁ、ルナ・ジオンはシャドウミラーの保護国という扱いになる予定なので、そこまで問題はないと思うのだが……それは、あくまでも今のうちの話だ。
将来的にはきちんと事務員を雇うなり育てるなりして、政治に関わる者を充実させる必要はあるだろう。
その辺りの事も説明すると、ラルは少し考え……姫様に相談してみると、そう告げるのだった。
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