暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2132話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
だ。
 ペルソナ世界でゆかりが月光館学園を卒業したら、政治班に入る可能性はあるが……どのみち、すぐという訳にはいかない。
 それでも現在その状況でどうにかシャドウミラーを回せているのは、魔法球という存在があるからこそだ。
 もし魔法球がなければ、恐らく政治班の面々は過労死していただろう。
 だが、魔法球があれば、外の1時間で48時間。30分で24時間、15分で12時間……といった具合に、ゆっくりと休むことが出来る。
 それこそ幾ら忙しくても、15分や30分程度の休みは容易にとる事が出来て、魔法球に入ればゆっくりと休む事が出来る。
 ……時の指輪やその受信機があるからこそ可能な荒技だったが、逆に言えばそのような荒技を使わない限りは、今の規模の政治班でシャドウミラーを回す事は出来ない。
 ただ……一応、ルナ・ジオンに対して提供出来る存在はあったな。

「量産型Wとかなら、貸し出しも可能だぞ。自分だけで判断するような真似は出来ないが、単純な書類の整理とか分別とか、誰でも出来るような仕事なら量産型Wは得意だし」

 寧ろ普通の人間がケアレスミスをするのに対して、量産型Wにはそのような心配がいらない。
 そういう意味では、量産型Wは事務員として非常に優れている。
 もっとも、欠点がない訳ではない。
 あくまでも量産型Wは、シャドウミラーの所属となる。
 つまり、量産型Wが処理した書類の内容については、シャドウミラーにダダ漏れとなる事を意味している。
 ……まぁ、ルナ・ジオンはシャドウミラーの保護国という扱いになる予定なので、そこまで問題はないと思うのだが……それは、あくまでも今のうちの話だ。
 将来的にはきちんと事務員を雇うなり育てるなりして、政治に関わる者を充実させる必要はあるだろう。
 その辺りの事も説明すると、ラルは少し考え……姫様に相談してみると、そう告げるのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ