デスダッシュから始まる異世界冒険譚
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救ってくれた嫌な予感を感じ、何が来るかを瞬時に判断する。
目に力が入っている、つまり目から何かを出す。ビームか邪眼と予想してマントを翻して視界を奪い、伏せる。予想通り石化の邪眼ビームだったのかマントが石化し始めるので早着替えで脱ぎ捨てる。
>石化耐性スキルを取得した
ポイントを振る。悪魔もオレが石化して驚異ではなくなったと思っているようだが、甘いな。密偵スキルで気配を消しながら気を練る。向こうの世界でも使えていた発勁をブチかます為の気を練る時間が欲しかったんだ。壁を抜くために習得していたから威力は中々の物だが時間がかかるんだよ。
溜めている途中で騎士団が魔法を大量に撃ち込んでくる。気配を消しているせいで死んだと思われているのだろう。余波を大量に浴びることになる。
>火魔法スキルを取得した
>水魔法スキルを取得した
>風魔法スキルを取得した
>土魔法スキルを取得した
>氷魔法スキルを取得した
>光魔法スキルを取得した
>火魔法耐性スキルを取得した
>水魔法耐性スキルを取得した
>風魔法耐性スキルを取得した
>土魔法耐性スキルを取得した
>氷魔法耐性スキルを取得した
>光魔法耐性スキルを取得した
ポイントを振るのは後回し。HPはほとんど削られないからな。悪魔の方は2割ほど削られている。そうこうしているうちに十分に練ることの出来た気を集中させ、化勁で全身の力を収束させて石化したマント越しに叩き込む。石化したマントを砕き、その先にいる悪魔の肋骨あたりから砕ける音が聞こえ、ヒットした部分以外からもその音が響く。
>気功スキルを取得した
>拳法スキルを取得した
>自動HP回復スキルを取得した
手に入るかは賭けだったが、手に入ったのなら10まで上げる。気を練る速度と練り上げれる量が一気に跳ね上がる。今まで以上に化勁がスムーズに行える。今までの人生の中で一番の出来の一撃が悪魔を殴り飛ばす。
吹き飛ばされる悪魔を目で追いながら騎士達の元へ近づく。
「すまんが武器をありったけ貸して、破壊する可能性のほうが高いから返せんかも知れんが貸してくれ。さっきの技は連発できん」
「あ、ああ。おい、予備の武器をありったけ持ってこい!!」
隊長と思わしき男が、自分の腰に刺している剣をこちらに渡してくれ、部下にも武器を持ってくるように指示を出す。次々と渡される武器を近くにあった樽に詰め込みロープで背中に括り付けて装備する。バックラーなんかの予備も借りて装備する。ついでに魔法耐性を全て10にする。
「騎兵は下がれ。バリスタと大砲で遠距離攻撃に従事せよ。前は儂が受け持つ」
戻ってきた悪魔を再び迎え撃つ。大量の武器が破壊されていくが、時間は十分に稼げ、大量のスキルを得る。正直言って武器の摩耗が
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