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インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
第34話ヒーロー
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打鉄弐式が完成し、聖成達は起動実験をするためアリーナの使用許可を取った
そして今アリーナのフィールドにいる

簪「うん、問題なさそう」

聖成「そうか、それじゃぁ飛んでみて」

簪「わかった」

簪は打鉄弐式を装着し起動して、今度は空中での動きを試す
聖成はISスーツを身にまとったままPCでチェックをしていた
これといった問題はなく順調に進んでいる
そこに

シャル「あれ?聖成ここでなにしてるの?」

一夏「おっ、本当だ」

聖成「んっ?お前らか…」

空「お前らか…って」

専用機持ち一行のご来場

シャル「聖成はここでなにしてるの?」

聖成「ん?俺は簪…、4組の代表候補生、更識簪の専用機データを取るの手伝ってるだけ」

シャル「4組の代表候補生?なんで?」

聖成「それは会長から頼まれたのもあるけどそもそもは…そいつが原因」

聖成は一夏の方を見た

一夏「へっ?俺?なんで俺?」

聖成「何故かって?お前の専用機と簪の専用機作る研究所が同じでね。白式作るのに簪の専用機が後回しにされ間に合わなくて学園で作ってたのを手伝ったんだ」

一夏「oh……」

まさかの真実を知ってしまったことに一夏はどう反応すればいいのか悩んだ
そこへ

簪「聖成、どうだった?」

空中機動のテストを終えて簪は戻ってきた

聖成「ん?あぁ、大丈夫だったよ。あとはお前の慣れ次第だな」

簪「そう、わかった。ありがとう」

聖成「おう」

簪「それで、そこの人たちは?」

簪は専用機持ち達の方を見る

聖成「まぁ…仲間だな」

空「雑な説明するなよ…クラスメイトとかあっただろ(ー ー;)」

鈴「私、全く違うんだけど?」

たしかに鈴は別だ

簪が一番目に引くのは当然唐変木オブ唐変木ズの一夏である

簪「あなたが織斑一夏…」

一夏「えっと…その…」

急に名前を呼ばれ少々戸惑う一夏であったが結論は

一夏「なんか…すまん…」

謝罪の一言であった

簪「もう別に恨んだりはしてない…だから気にしないで」
(だってそのおかげで聖成と2人きりになれたし…)

っと心の中で思った

一夏「それはそれで助かる…本当に…」

その2人を見ながらバカップルから一言

シャル「一夏も大変だね」

聖成「だな」

参考にならないお言葉ありがとうございます〜
そんな事をさておきテストを再開する簪と聖成だが

《所属不明のIS5機が学園内を侵入!職員は生徒を避難させ直ちに現場に向かうように!》

とアナウンスが流れたが時すでに遅く
ガシャッン!の音とともに聖成たちの目の前には見覚えのある機体が出てきた

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