暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
6章 たまにはまったりな日常
話が終わって
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 ここから見える風景も地球の風景も同じ
青い空と気持ちいい風
俺は学校の屋上で横になってた。
お嬢様学校で屋上に来る人間はいない
俺が通っていた中学校も屋上に来るときは昼ご飯の時ぐらいで普段来る人間は俺しかいなかった。
地球とミッド
全然違う場所だけど、こういうところは同じみたいだった。
そう思っていたら扉の方から声が聞こえた

「綾ちゃん見つけたよ」

「なのはお疲れ様」

「やりっぱなしは良くないと思うよ」

「私が賭けに負けたのは本当だしね、
お願い事は聞くって言っちゃったからね
私が素直にやるって言ったら大人な人たちがうるさいもん
やるからには本気でやるけれど、
それで成長してるヴィヴィオが前に出れなくなったら怖いかなって思ってる
基本挑戦したら誰でも受けるんだけどね
面倒だけど1秒で終わらせればいいだけだし
まぁ一応最後のシュートで思いとどまってくれたらうれしいんだけどね」

「うん、やる気みたい
今は無理ってわかってるけれど、
戦技者としても目標はワールドチャンプだと思うけれど
個人的な目標は私たちを守れる強さとか昔聞いた気がする」

「それ私も聞いたことある
子どもの頃って誰でもあることない
私がお父さんやお母さんを守るとか
大人になったら養うから安心してみたいなことは
親子関係が良好ならね」

「うん」

「でも私と格闘で戦いたいとわね
そういえばヴィヴィオと箱舟で出会ったとき私ってかなりレベルダウンしてたよね」

「うん、オロチ戦の結果でね」

「そうそう、お子様たちは?」

「学園祭を楽しんでると思う」

「子どもたちじゃなく大人たちの方が感情的になってるから
子どもたちが大変だ!」
 
「もぅ笑い事じゃないよ」

「ヴィヴィオ達もオフトレの時よりすごくレベルアップしてるけどね
実際にはヴィヴィオ達が私と同じレベルになっても絶対に勝てないけどね」

「どうしてって聞いても良い?」

「絶対にやってほしくないけれど、
人を殺した経験があるなしとは最後の部分で差が出る
スポーツって言ったら失礼になるけれど、競技と戦場は別物だから
まぁヴィヴィオ達はスポーツと武術の違いが判ってるから良いけれど」

「違いって」

「心構え
これが違うのも大きい
でも自分たちの戦闘力は簡単に人の命を刈り取る力がある事
そしてそれを糧にしている罪人が闘士だから、それを俺たちは知っている
まぁヴィヴィオ達にはこんな血生臭い世界には来てほしくないけどね
そんな世界にいる俺をいつも試合を持って包み込んでくれる女神がいるから、
俺は生きていける
ありがとうなのは」

「ううん、その世界に導いたのは私かもしれないよ」

「決めた
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ